〇犯罪被害者連絡協議会に出席しました
昨日は武智伊予市長、岡本松前町長も出席する伊予警察署での伊予地区犯罪被害者支援連絡協議会定例会という会合に、私も愛媛県警察少年サポーターとして出席し、末席を汚しました。活動報告や活動方針などの原案は全て満場一致で決りましたが、その後愛媛県警札本部の犯罪被害者支援室長さんの講演が、「犯罪被害者を巡る現状について」と題して行なわれました。
日々の暮らしを何げなく暮らしている私のような人間には、犯罪被害など程遠いものと思われがちですが、犯罪被害が愛媛県内でも刑法犯認知件数11,407件、交通事故死者数78人、交通事故負傷者数5,962人と報告され、愛媛県の人口を139万人で考えると、交通事故負傷者数だけでも年間80人に1人が被害者になっている実態を考えれば、他人事ではないと思うのです。犯罪被害は加害者も被害者も相当なダメージを受けるのです。
「犯罪被害者支援」という言葉は一般には聞き慣れない言葉ゆえ、関心が薄い社会問題ですが、今社会に求められていることは、現状を知り事件事故の被害者が直接被害だけではなく、二次被害を抱えて悩んでおり、適切なアドバイス、経済的支援、人権擁護、心のケアなどを求めていていることを重く受け止め、行動することで、「被害者に寄り添うこと」が支援の第一歩だと話されました。
私は数年前愛媛県警察本部から少年サポーターという役職をいただきました。日ごろ青少年の健全育成をしているため、むしろ健全育成でない側面での活動を求められていますが、幸い私への要請は今のところないものの、日常的には登校拒否や非行少年を連れだった親が、私の元や人間牧場へ度々相談にやって来ていて、その都度つたない私の話しで恐縮ながら、助言やサポートをしています。さあもう一分張り社会のお役に立ちましょうか。
「警察に 呼ばれていると 言ったなら 悪いことした? 聞き返されて」
「被害者の 数字聞かされ 驚いた 支援の一歩 寄り添うことと」
「少年の サポーターです そのことを しっかりわきまえ お役に立とう」
「行く所 よくあるものと 呆れられ 昨日も今日も 背広で出かける」