〇確定申告がやっと終りました
「エッ、今頃?」と思われそうですが、今年も確定申告がやっと終りました。昨日あったことさえ忘れるような年齢になると、この1年間の所得に関するあれやこれやを思い出すのは、愛用しているWriting Calemdarと、講演等に行った先々から送ってもらっている、支払い調書の紙切れですが、これを所得と旅費に分けて一覧表を作ります。若い頃はJTB発行の時刻表と首ったけで旅費を計算していましたが、今はインターネットで検索すると、いとも簡単に旅費の細々が示され大助かりです。
私の場合、講演等でいただいた所得は、殆ど10%の所得税が既に差し引かれて支払われていて、むしろ講演料と旅費込みで所得税が引かれているので、旅費を必要経費として計上すれば還付してもらえ、毎年確定申告後に何がしかの還付金が戻ってくるのです。それにしても不思議に思うのは旅費にまで、10%の所得税がかかることです。旅費から10%差し引かれると旅費が10%足らなくなって赤字になるのです。まあ小さいことなので目くじらを立てることもありませんが、いつか専門家に聞いてみたいと思っています。
私の場合、身体障害者総合1級の親父を扶養介護していたため、親父のお陰で所得税控除がありました。今年も7月まで存命だったので多少の控除があるものと思われますが、来年はそれもなくなるので、丸々所得税がかかるようです。いつものことながら私の確定申告は、税務に詳しい親友に頼んで申告手続きの記入を手伝ってもらいますが、昨日親友から計算が出来たと連絡があり受け取りに出かけました。今日は認印を押して切手を貼り、投函しようと思っています。現職を退職して11年が経ちました。これまではセミリタイアのような形でしたが、そそそろ年金一本の細々とした暮らしが始まります。しっかりと気を引き締めて暮らしたいと思っています。
「何となく 肩の荷下りた 心境に 確定申告 今年も終る」
「旅費にまで 10%の 消費税 理屈に合わぬ 首をかしげて」
「この歳に なっても申告 親友の 手助けなくば 出来ぬ愚かさ」
「そろそろと 年金一本 気構えて 質素倹約 生きる手立てを」