◯春が来た
先週の日曜日、私はあいにく大分へ出張していて留守でしたが、双海町では恒例の菜の花ウォークが行われ、春を待ちこがれた多くの人たちがウォーキングを楽しんだようです。この日の天気予報は雨でしたが、地元の人が「ボロでねじた(ポロっと降った程度)」と言うように大した雨にもならず、暖かい一日でした。
私は喧騒の去った明くる日、大洲へ行く途中閏住の菜の花畑に立ち寄りましたが、一人で菜の花を独り占めしながら見るのもおつなものでした。冬から春へ季節が大きく動き始めました。目の覚めるような黄色い菜の花を見ながら、20数年前植えたらいけないというJRに歯むかって、ポケットから種を落とした逸話を思い出しました。もうこんな裏話を知っている人も殆どいなくなりましたが、今ではすっかり愛媛の春の風物となっているのです。
今日はあいにく朝から雨が降っていますが、運の悪い人がいるもので、まちづくりの視察に10人ほどがやって来ました。この雨なのでリクエストのあった人間牧場へも行けず、結局私設公民館煙会所の囲炉裏に火を入れ、お話会となりましたが、菜の花畑は私が前日タブレットで撮影した画像を見せると、みんな口々に「まあ綺麗」「実物を見たかった」と残念さがかえって募る結果となってしまいました。。
「まあ綺麗 画像菜の花 室内で 見ながら雨の 天気を悔やむ」
「この花も 元はといえば ポケットに 穴あけ落し まるで落語だ」
「煙会所 囲炉裏囲んで 座談会 雨もまたよし 来た人喜ぶ」
「菜の花と 夕日のコラボ 面白い 夜の菜の花 楽しむ人も」