〇クヌギの木の伐採(その2)
昨日の朝は夜来かなり激しく降った雨も止み、氷点下近くまで冷え込んだものの、風もなく穏やかでした。クヌギの木の伐採をするため軽四トラックの荷台に、チェンソーと混合油やオイルを積み込んで準備していましたが、雨に濡らしてしまいました。早速チェンソーに給油してエンジンを作動させましたが、雨の影響もなく始動したので、早速公民館の赤石さんと久保さんを誘い3人で、潮風ふれあい公園に隣接する、親友井上さんのクヌギ林に出かけました。この場所は2年前にも薪用にクヌギの木を切った場所なので、足場も積み込みも樹齢も申し分ないので、早速私がチェンソーを使い切り始めました。
チェンソーで足に重症をおった経験があるので、足場や周囲を見定めながら慎重に作業を進め、適当な大きさのクヌギの木を7~8本見繕って切りました。中には少し大きい木もありましたが、主幹にロープをかけて二人に引っ張ってもらい切り倒しました。一本だけ誘引が足らず道の向うの、源田さんの家の屋根に架かってしまいヒヤリとしましたが、枝をチェンソーで切り落とし何とか無事故に伐採を終えました。倒したクヌギの木はにわか定規で計りながら小切りして、2台の軽四トラックの荷台に積み込みました。枝を片付けながら作業をしていると、直ぐ近くの源田さんがやって来て、山小屋の中で焚き火をしてお茶を振る舞ってくれました。お茶をいただきながら、四方山話に花を咲かせましたが、源田さんももう高齢になったので、阪神の明石へ帰る予定と聞きました。田舎暮らしを忘れることができず、山小屋を建てて満喫した双海での老後の暮らしも終らなければならないと、寂しそうに話されていました。
その後2台の軽四トラックで人間牧場へ運び、ヤヤモモの木の下の木陰に、既に積んでいる上に山積みしました。2回の作業で確保したクヌギの原木は大小合わせて70本ほどあるので、多分人数分はあるようです。5月には亀本さんの指導でこの原木に穴を開け、シイタケの種ゴマを植え込み、農場下の木陰に運んで1年~2年シイタケ菌の回るのを待ち、シイタケを収穫したいと思っています。思えば気の長~い話ですが、はてさて上手くいくかどうか・・・・。
人間牧場にも春がやって来ました。ロケーション風呂の直ぐ横に植えているスモモの花は、早くも2~3輪咲き始めたようです。一週間もすれば満開を迎えることでしょう。また水平線の家の入口付近で越冬している種蜂も、暖かい日には盛んに飛び始めました。一年中で最もワクワクする季節を迎えています。
「シイタケの 原木ゲット ヤヤモモの 木の下積んで 少し眠らせ」
「5月には 子どもの歓声 聞こえるぞ シイタケ植菌 今から準備」
「花が咲き ミツバチ飛んで ドキドキの 春はもう直ぐ 今はワクワク」
「楽しいが 何より大事 やることが いっぱいあって 今日も充実」