〇商品開発へのアドバイス
私には色々な支援者がいます。私が代表を務めている21世紀えひめニューフロンティアグループには、関奉仕財団から100万円の援助を貰って以来、毎年多額の資金を頂き、私たちのグループが今日あるのは、関奉仕財団のお陰だと思っています。また松前町にあるギノー味噌からは私個人に対して、この5年ほど1年に千枚の名刺印刷代を肩代わりしてもらっているばかりでなく、味噌100gの小袋を年間千個を越えて提供頂き、全国各地へ持参して隠れた部分で裏が味噌の名刺とともに、いささかの販促貢献をしているのです。
そんなこともあって、ギノー味噌の田中正志社長さんとは、奥さんが双海町出身であることもあって、様々な出会いを重ねているのです。そんな田中社長さんから昨日急な話で、今治市上浦町へ講演に出かけた帰りに、松山の喫茶店で商品開発について意見が聞きたいと電話が入り、前日本町会館で開かれたえひめパワーアップセミナーで、ギノー味噌の商品を使い、裏が味噌の話をした経緯もあり、喜んで出会いました。私は残念ながらコーヒーを飲まないため、滅多に喫茶店へは立ち寄らないので、社長さんが指定した羅座亜留余戸という喫茶店がどこにあるのか、また喫茶店の中がどうなっているのかも知らぬまま、私が早く到着したため、喫茶店の中へ入ったものの、すっかり戸惑いました。
ブラックコーヒーならぬホワイトホットミルクを注文して、飲みながら待っていると、時間通りに社長さんは奥さんを伴ってやって来ました。二人はおしどり夫婦でこんな時は、必ず夫婦で出会うのです。昨日の話の中心はミートソースの商品開発や最近の世情についての話でしたが、1時間ばかりすっかり打ち解けて話しました。ギノー味噌のミートソースは私も何度か試食していますが、こだわっているだけあって味も美味しく申し分ないのですが、今回リニュアールするようでした。素人の私の意見など取るに足らないことなのでしょうが、お二人はメモを取りながら真剣に私の話を聞いてくれました。
去年作った名刺ももうそろそろ底をつきかけたので、リニュアールすることも快く了解をしていただきました。
会社をサスティナブルに成長させることは容易なことではありません。ましてや不易と流行を織り交ぜながら、主力商品を守りながら新しい商品を開発することは大変なことなのです。ギノー味噌は今時流に乗って、急成長を遂げていますが、その陰には社長ご夫妻のこうしたひた向きな努力があるのです。
私はこれまで受けた恩に報いるため、これからは恩返しをしなければなりません。はてさて非力で平凡な私に果してどんな恩返しができるのか、もっともっと勉強していいアドバイスができるようにしたいものです。
「コーヒーを 飲まない私 喫茶店 入ってからも 右往左往し」
「大恩を 受けて返すは 大変で これまた右往 左往の連続」
「ひた向きな 社長夫妻の 姿見る 真似をしたいが 私にゃできぬ」
「本物と 真心加え 買う人の 心をつかむ さすれば売れる」