〇裏が味噌の名刺作戦大成功
ウグイスの声が聞こえるようになり、「どうやら春が来たな!!」と思っていたのに、ここに来てこの2~3日は、まるで戻り寒波のような寒さに震えています。昨日は3月に入ったというのに朝から雪がちらつき、濡れるほどではなかったものの松山へ出かける前、戸外に干していたワカメや切り干し大根を、急いで東屋に取り込む一幕もありました。妻から出かける前に「コートを着て行くよう」注意されたため、車に積んで出かけましたが大正解でした。
昨日は朝早くギノー味噌の田中社長さんから電話が入りました。前日の夕方急な思いつきで携帯電話を何度か入れましたが、田中社長さんは中々忙しい方なので結局繋がらず、着信履歴を見た社長さんからの有難い返信でした。昨日私は「えひめパワーアップセミナー」のパネルディスカッションにサポーターとして出席するに当たり、「裏が味噌」の名刺を使うことを思いつきました。そのためにはギノー味噌の300g味噌と地域の食材を使ったドレッシング商品がどうしても必要だったのです。
久しぶりに電話で話した田中社長はさんは相変わらず元気で、阿吽の呼吸とでも言うのでしょうか、私の作戦をよく理解していて、早速松山へ行く途中に商品をギノー味噌の会社へ立ち寄っていただくことで相談がまとまりました。会社に立ち寄ると田中社長さんの奥さんが笑顔で対応して、箱に入った商品をいただきました。私はパネルディスカッションで頂いた麦味噌、即席味噌汁、鶏釜飯、ミートソース、梅ドレッシングを壇上の机の上に並べて話をしました。壇上に上がっている人は、「何事か!!」と奇異に感じたようでしたが、デジタルな時代だからこそアナログな私の裏が味噌の名刺とか、こうした目に見える商品が参加者にはとてつもなく新鮮に感じるのです。
一番前に座って熱心に私の話を聴いていた2人の女性をターゲットに絞り、こともあろうかパネルディスカッションという大衆の面前で、ギノー味噌の宣伝をしまくりました。ミートソースと梅ドレッシングを渡した2人の女性は大受けで、作戦は大成功でした。170人の参加者の中の2人の意識を変えるこの方法は、全員を変えたいと思う余りにややもすると見過ごされがちな、フーテンの寅さんがよく使う路上販売の手口なのです。パネルディカッションが終った後案の定商品をもらえなかった人が20数人、「せめて話題の名刺をください」と名刺交換となりました。以前に頂いていた100gの麦味噌を5人限定で渡し、目に見えない商談が成立しました。世の中はやり方次第で面白いことを実感しました。
「裏が味噌 名刺とともに ギノー味噌 寅さん商法 面白可笑しく」
「前座る 素敵な女性 ターゲット 大衆面前 商品並べ」
「名刺裏 広告出して くれたから アナログ手法 役立つ手立て」