〇二宮金次郎七代目の子孫中桐万里子さんと出会う
私たちのような田舎に住む凡人高齢者が、芸能人や有名人に出会うことは殆どありません。ましてやたまに出会っても、自分との格差が多き過ぎて、固まったり戸惑ったりするものです。私は長年地域づくりの世界で生きてきたので、幸運にもたまにそんな機会に出会ってきました。フロンティア塾で出会った竹村健一さんや永六輔さん、年輪塾で出会った佐野眞一さんや中桐万里子さんなどなど、思い起こしてみると指折りで数えても、切れないほど多くの人と出会っているのです。そしてそれらの人からこれまた数え切れないほどの、教えや感化を受けながら生きてきました。しかし残念ながら、永六輔さんや何人かの学者さんを除けば、一度きりの出会いも多く思い出の彼方に消えているのです。
しかし二宮金次郎の七代目の子孫という肩書きを持っている、京都に住む中桐マリ子さんとは少しスタンスの違った付き合いをしています。私が中桐さんに出会ったのは今から3年前でした。何げなく読んだPHOの薄っぺらい雑誌に中桐さんが寄稿していた子育てに関する短い文章に「、二宮金次郎七代目子孫」と書かれていたのを見て、年輪塾2期目のテーマが二宮金次郎だったこともあり、公開セミナーの講師にお願いしてはどうか?と思い始めました。相前後して塾頭の清水さんから、「公開セミナーの講師にいい人が見つかったので、とりあえず連絡したい」旨のメールが入りました。偶然にしてはでき過ぎた塾長と塾頭の一致した人物が、二宮金次郎七代目の子孫中桐万里子さんだったのです。
中桐万里子さんは私たち年輪塾の公開セミナー講師を、一も二もなく快く引き受けてくれました。そして二宮金次郎銅像の建つ翠小学校で開いた公開セミナーに、期待を違わない素晴らしいお話をしてくれたのです。年輪塾には分家のようなものがあって、八幡浜市日土にある清水さんの自宅を開放したあらし山年輪塾、大洲市田処にある大杉年輪塾、高知県馬路村年輪塾もその一つですが、塾頭清水さんの懇願で中桐万里子さんはあらし山年輪塾の塾生として籍を置くことになったのです。以来中桐さんは県内のあちこちで講演をする機会を得る度に、清水さんや年輪塾塾生との交流が深まり始めているのです。
一ヶ月前、倫理法人会の武田哲也さんから電話が入りました。倫理法人会で3月5日の夜中桐万里子さんを呼んで講演会をするので参加しないかというお誘いでした。そのうち年輪塾ネット上で、そのことが話題に上り、年輪塾のメンバーが多数参加の意思表示をしてくれました。
3月5日にはサプライズで中桐万里子さんと清水さんと私の3人で、講演までの午後、花園町の喫茶店でお茶を飲みながら、中国の古書大学や四方山話に花を咲かせることができました。その夜は6時30分からJALシティホテルで開かれた講演会に参加して、久しぶりに二宮金次郎七代目の子孫中桐万里子さんの話を聞くことができました。その内容は近々このブログに別仕立でアップする予定です。中桐さんと出会いを重ねれる幸せを噛みしめています。
「有名な 金次郎さん 子孫会う その後出会いを 重ねる幸せ」
「松山に 講演来ると 言う知らせ 多方面から 受けて出かける」
「束の間の 時間頂き 喫茶にて 楽しい語らい 時を忘れて」
「無名人 ゆえの悲しさ 有名な 人に出会って 心ときめく」