〇ワカメの加工処理(その2)
浜に出て海を長靴でぞぶり、ヒジキや天草、それにワカメを採ると決ったように少年の頃の血が騒ぐのか、予想以上に沢山の量を採ってしまいます。一昨日も今年最初のワカメの収穫に、長靴を履いて草刈り鎌は持っていったものの、軍手も持たず様子見のほんの軽い気持ちで出かけたというのに、潮がかなり引いていてワカメが予想以上にあったため、僅か30分ほどで発泡スチロールのトロ箱に山盛りいっぱい採ってしまい、渚付近は海草がびっしり生えてよく滑るので、国道沿いの空き地に置いた軽四トラックまで難儀難儀運びました。
したがってお湯をくぐらせて茹でる作業も、朝の慌しい短時間だったためかなり時間を食ってしまいました。また本来なら庭に張ったビニール紐にその日のうちに干す予定が、あいにく朝の雨が降る天気だったし、出張時間が近づいたため、茹でたワカメをトロ箱に入れたまま出かけてしまいました。出る時孫たちが水疱瘡で家にいた若嫁に、茹でたてのワカメをお裾分けし、親父のデイサービスに行く日だったので、迎えの車に乗せて見送るよう頼み、若嫁の友人にも差し上げてもいいと言って、ワカメのことを気にしながら出かけました。
昨日は日本銀行松山支店内の会議室で午前中、金融広報アドバイザーの研修会があり、昼食会を終えたのは午後1時頃でした。その後所用を済ませて愛媛新聞社へ親子カルチャースクールの打ち合わせに行った後、清水塾頭と夜の講演に来た二宮金次郎七代目の子孫中桐真理子さんと3人で、農協会館近くの喫茶店で楽しいお喋りを2時間近くやり、JALシティホテルで倫理法人会が企画している、中桐万里子さんの講演会に、年輪塾のメンバーとともに参加し、終って帰宅したのは午後9時近くになっていました。
自宅へ帰りワカメの行方を聞くと、仕事から帰った妻は半分以上のワカメを少し冷え込んで風の出た屋外で、ビニール紐に干したというのです。いやはや持つべきものは妻だと実感しました。まだ外は真っ暗で、干したワカメの様子を見てはいませんが、外が明るくなったら戸外に出て残りのワカメを干そうと思っていますが、今朝は国立大洲青少年交流の家の松岡所長さんと藤村さんが、運営委員会の打ち合わせにやって来るし、今日から二日間中小企業基盤整備機構のえひめパワーアップセミナーが予定されているので、急がないと大変です。
今回は余り多くないワカメの収穫だったので、家の屋外ガスコンロをしたため、本格的に外へ移動式のお釜を出してワカメを茹でたりはしませんでしたが、次回の大潮までにその準備をしてワカメ採りを行い、一年分のワカメを確保したいと思っています。
これからは天草の収穫も待ち受けています。私が描いている自給率アップ作戦もいよいよ佳境に入り、何かと慌しい年度末や年度初めのスケジュールを気にしながら、一人アウトドアーの生活を楽しもうと思っています。それにしても忙しくて慌しい毎日です。
「出張に 出かける前の 朝時間 慌しくも ワカメを茹でる」
「茹でただけ そのままにして 出かけたが さすがわが妻 ちゃんとホローし」
「さあ今朝も 戸外でワカメ 干す作業 昨日に続き アウトドアーで」