〇餅つきと注連縄飾り
今日は妻と私は午前中二手に分かれ、妻はシーサイド公園の加工場で生活改善グループのメンバーと一緒に餅つき、私は漁師さんに頼んでいた正月用のハマチが届いたので、知人友人兄弟にお裾分けの魚配りで目まぐるしく動きました。1本5キロ程度のブリに近い養殖ハマチを、発泡スチロールに入れて氷詰めしているのですが、息子は仕事関係の人にも差し上げるべく出かけたようです。
一段落ついて軽四トラックを水洗いしていると12時過ぎに妻も餅つきが終ったようで、軽四トラックに乗り換えて餅を自宅まで運んで帰りました。
二人で遅い昼ご飯を食べ妻は買い物、私は一昨日作っていた注連縄にウラジロや五穀をつける準備をして、煙会所で一人その作業をしました。昨日から若嫁の実家に二人だけで泊まりに行っていた孫たちが息子に連れられて帰って来ました。若嫁の実家は喫茶店を経営しています。ゆえに年末はお歳暮用の自家焙煎コーヒーがよく売れるらしく年末は忙しいゆえ、また若嫁のお父さんは写真が趣味で、31日に仕事を終えたら夫婦で県外方面へ遠出して、正月は毎年留守なので早めに孫と過ごしたいという訳です。たった一夜の留守なのに孫がいない昨晩は、まるで灯が消えたようでした。
午後4時頃注連縄飾りを飾りつけ、お三方に鏡餅を重ね、カブスや小みかん、干し柿、タツクリ、お米などを乗せ、2階の床の間に飾りました。ウラジロをつけたオタマジャクシも仏壇、水神様、トイレ、お風呂、車や孫たちの自転車などに孫希心と一緒に供えて回りました。明日の朝人間牧場の神棚にお餅と注連縄飾りを供えると、やっと私の正月を迎える準備が終るのです。
妻は今日買出しに出かけ、明日は朝からおせつ料理を作ります。わが家はおせち料理を料理屋さんやデパートに頼んだことがなく、テレビで見るような贅の限りを尽くしたおせちではありませんが、手作りの美味しい、まさにお袋の味です。若嫁は今日と明日は仕事なので、今朝は早く起きて私の掘ったゴボウをキンピラや年越しそばに使うため一生懸命かいていました。泣いても笑っても正月まであと一日となりました。
「師走とは よく言ったもの 昨日今日 私でさえも あれやこれやと」
「わが家には わが家しきたり あるゆえに 正月準備 何かと忙し」
「注連縄を 家の戸口に 飾りつけ 準備万端 整いつつある」
「妻を見る 休む間もなく 家事をして 挙句の果に 明日はおせちか」