〇郡中いっぷく亭の歌のCDをいただきました
先日郡中いっぷく亭で、私の小噺講演会が催された折、お世話役の谷岡和美さんから「郡中いっぷく亭の歌」という、わりとしっかりした市販用ケースに入ったCDとDVDを、それぞれ一枚ずついたいて帰りました。私は根っからの自称アナログ人間なので、各方面からいただいたCDやDVDも、最低必要なものしか利用しないため、机の横の書棚と引き出しに入れたままのものが、まるで宝の持ち腐れのようにうず高く積まれていて、「いずれ暇でもできたら、整理をしたり見たり聞いたりして見たいと思うのですが、退職して自由人になって8年だというのに、その夢は実現の糸口さえつかめないでいるのです。ゆえにこの夢は見果てぬ夢として、いずれプラスチックごみという運命をたどるのかも知れないと思うと、少々憂鬱になったりするのです。
谷岡さんからいただいて帰った2枚のCDとDVDも、本当に失礼ながらこの一週間机の隅に置きっぱなしだったのです。今朝嫁が「お父さん昨日の手紙類です」と書斎へ運んでくれた手紙類の中に、谷岡和美さんからの便りが入っていました。そういえば私へのメールに「あなたの映像がボケていたので、手直しして送ります」と、丁寧なメールが入っていたのを思い出しました。この一週間風邪で今一な体調だったため、全てが上の空で、いっぷく亭での小噺講演会もうっかり忘れるところをでした。そのことについては、ありのままの身上を吐露しお断りをしましたが、またまたうっかりしてお断りをしなければならなかったようでした。
やばいと思い、以前に貰ったものも封を開け、「♭ちょっとおよりんか」と、「♭ありがとう」の歌詞カードや表紙をスキャナーで取り込みました。そして机の上のパソコンに今回送ってもらったDVDを挿入して見たり聞いたりしました。前回講演会場で粗方は見ていましたが、今晩は書斎で一人椅子に身を任せながらのんびりとした気持ちで聞かせてもらいました。
私も「双海音頭」や「双海恋歌」、「双海町紹介ビデオ」など数多くの仕事を遊び半分で手掛けましたが、歌ができるまでの水面下の作業はかなりの労力がいるものなのです。谷岡さんはご主人が私と同年代ですが、音楽に詳しいしパソコンだって使いこなせるし、私の不得意なものを全てクリアーしている素晴らしいい人です。向学心は私と同じくらい(笑い)かも知れませんが、レベルもセンスも梯子段のの上と下ほど違うのです。伊予市と合併したお陰で、いい人たちと出会い、同じ市民となりました。
「CDと DVDを いただいた 今夜しみじみ 一人聞き入る」
「アナログな 人間自称 私には 進む文明 ついても行けず」
「作詞まで できるあの人 何歳か? 詮索よそう 相手に失礼」
「世の中にゃ 達人と呼ぶ 人あり手 一歩前行く 羨ましいな」