人間牧場

〇21世紀えひめニューフロンティアグループの総会

 昨日の夕方、今治市新谷の河上和夫さん宅をお借りして、私が代表を勤める21世紀えひめニューフロンティアグループの総会を行ないました。かつてグループの定宿は私の家と煙会所を20年ばかりずっと使っていましたが、今治に3人も会員がいるのでこの5~6年、彼らのことを考えてグループの総会は河上さん宅で新年早々やるようにしているのです。
 昨日私は砥部町で、JAえひめ中央城南支所の生産者大会で講演を頼まれ、その後夕食懇談会に出席していたため懇談会を途中で中座し、メンバーの藤本尚枝さんと奥道後入り口のセブンスター前で落ち合い、奥道後~水ヶ峠~玉川~今治~新谷と裏道能面道路を走って、午後7時に河上さん宅へ到着しました。仲間は全員勢揃いしていて、すでに美味しい料理を食べながら宴会は始まっていました。

 

河上さん宅での総会
河上さん宅での総会
大野事務局長の誕生パーティ
大野事務局長の誕生パーティ

 早速代表である私のあいさつに続き、大野事務局長の作った資料に基づいて総会が始まりました。グループが3年前に始めた愛媛県内に桜の苗木千本を植える「千本桜の森づくり事業」も、今年三年目になり、今年2月・3月植樹分を含めると、目標の千本を超えることが報告されました。嬉しい目標達成です。
 私たちのグルーはも無人島キャンプやフロンティア塾など先進的な企画を次々発表し、それらを実践してきましたが、会員の高齢化はいかんともしがたく、その手立てとして自己変革のために国内の世界遺産を巡る旅を取り入れています。既に石見銀山・広島原爆ドーム・安芸の宮島・姫路城・奈良京都の古都・熊野古道・白川郷などを巡っていますが、今年は九州の南に浮かぶ屋久島への旅が計画されていて、4月12日から3日間の日程で実行することが決りました。

 会計決算も関奉仕財団の継続的なバックアップによって、健全財政が維持できていて、何の問題も無いことが報告され了承されました。また次年度も代表である私を初め役員は全員留任で担当することが決りました。私にとって21世紀えひめニューフロンテティアグループという組織は、私の青春の生き様、シンパシー(共感・共鳴)そのものです。会員人数は15名ほどの小さな団体ですが、①今やれる青春、②一年一事業、③社会への揺さぶりという3つのテーマを掲げて、もう30年近くも活動をして、大きな成果を得てきたのです。このグループは既に目的を達成していて、解散してもいいのでしょうが、青春の情熱をたぎらせて活動した実績を持つだけに、軟着陸する仕方もわきまえていて、このまま活動を続けようと思っています。
 私の人間牧場も、年輪塾も元はといえばフロンティアグループの先進的活動がフェースシートとなっているので、私にとってはしっかりと進化論が継続しているのです。

 他のメンバーは酒を飲みおご馳走を食べたため、河上さん宅に泊めてもらいましたが、私と藤本さん、それに河野さんは、明くる日の予定がそれぞれあって、10時過ぎにお暇して帰宅の途につきました。自宅へ帰ったのは12時近くになっていましたが、起きて私の帰宅を待っていた妻に、フロンティアグループのあれやこれやを話しして聞かせてやりました。妻にとってもフロンティアグループのメンバーの消息は気になるようでした。昨日は奇しくも大野事務局長の64回目の誕生日だったようで、心優しい北原さんと河野さんがわざわざ誕生パーティ用のケーキを買ってきていて、みんなで誕生日を祝ってあげました。大野さんも早64歳、私も68歳、みんないい歳になりましたが、青年期から今日までボランティア活動に参加して大いに活動したため、満足の行く半生だったと、昨晩は過去と未来を大いに語り合いました。

  「青春を たぎらせ活動 した仲間 歳をとったが どこか満足」

  「千本の 桜を植える 目標も お陰なことに 今年で達成」

  「パトロンの お陰で活動 継続し 今年も世界 遺産を訪ね」

  「フロンティア その名の通り 生きてきた 青春活動 これから先も」

 

[ この記事をシェアする ]