人間牧場

○人間牧場・水平線の家ウッドデッキの防腐剤塗り(その2)

 ゴールデンウィークの休日を利用して、長男息子と二人で人間牧場・水平線の家ウッドデッキに防腐剤を塗ることにしました。高温多湿の日本ではウッドデッキの腐敗は、幾らいい材質を選んでも中々長持ちをしないものです。一時カナダ風の丸太を組み合わせた家やウッドデッキが流行しましたが、メンテナンスを怠ったものは無残で、防腐剤を注入した材質を使いながら腐敗を防げず、危険で使うことすらままならないものをよく見かけるのです。
 水平線の家にウッドデッキを作った時も、設計をした息子の話によると「10年ぐらいが寿命かな?」と聞いていました。その時は「10年持てば十分」何て思いましたが、いざ7年が過ぎ10年が近づくと、ウッドデッキの張り替えにはかなりの出費を伴うため、頭を悩ませているのです。

ウッドデッキに防腐剤を塗る長男息子

 そんなこともあって、設計を仕事にしている息子の指導で、一年に一度は必ず防腐剤を塗ろうと決めてこれまではしっかりとメンテナンスをしてきたのです。お陰でまだ腐った部分はなく、今回は日陰の部分の薄い青苔を、前もってボーズリで刷って水洗いし自然乾燥しておきました。5月5日はペンキ塗りには十分すぎるほど絶好の好天に恵まれました。畳25畳もの広さのあるウッドデッキを防腐剤を小さな缶に移して、刷毛で二人仲良く並んで塗って行きました。私は若い頃漁師を7年間やっていて、漁船にペンキを塗る作業を何度も体験しているので、手順は分かっていて、かなりきちんと塗れるのですが、長男息子は見た目私よりスピードは速いものの、多少雑な塗り方のようでした。麦藁帽子を被っていましたが、西日の直射日光が首筋を照らし、少し日焼けをして終ったようですが、途中友人の稲葉さんがやって来て休憩はしたものの、約2時間ほどで横や下を含めたウッドデッキの防腐剤塗りは無事終了しました。

防腐剤塗りを終ったウッドデッキ

 一斗缶の八分方を使った防腐剤特有の異臭が鼻を突き、少し頭がボートするような感じがしましたが、近々雨でも降るとこの臭いも消えて行くものと思われます。今回は下地清掃の準備を前もってしていたため、仕上がりは満足の行くものでした。最初の内は素足で歩くと靴下を汚すかも知れないので注意が必要ですが、5月26日に迫った子ども体験塾開講式といもづる植え前までには落ち着くことでしょう。
 これで少なくとも一年は安心して使えそうですが、防腐剤がまだ少し残っているので、日陰の部分には今年の秋ごろ更に塗布したいと思っています。施設設備のメンテナンスにはお金がかかるということを心得なければなりません。一斗缶の防腐剤だけでも1万円弱の費用がかかりました。刷毛や小出し缶は前回使ったものを手入れして大事に保管しているので、買わずに済ませました。いずれ近々水平線の家の外壁もそろそろ塗らなければと思っていますが、このペンキは高価なため少しお金を貯めなければならないようです。

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  「防腐剤 シンナー吸って ボーとする キジの鳴き声 遠く近くで」

  「一年に 一度のメンテ 防腐剤 親子気が合い 二時間ほどで」

  「さあこれで 安心安全 確保した 子どもが来ても 安心使え」

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