人間牧場

○わが家のツツジが満開です

家庭菜園石垣の上に咲くツツジ 昨日の夕方5時頃郵便物を発送するため、自宅から歩いて約1キロの所にある双海郵便局へ行きました。小雨が降ったり止んだりするあいにくの天気でしたが、昨日から五月、しかも立春から数えて88日目に当たる八十八夜とあって、暑くも寒くもない風が心地よく頬を撫でました。歩き始めてものの5分もすると近所に住む宮田さんの奥さんに出会いました。宮田さんは昔母が親類の共栄木材という地元会社に夫婦で就職を斡旋し、今は定年退職して悠々自適で農業を営んでいますが、時々野菜や果物等珍しいものを届けてくれるのです。畑からの帰りと思しき手押しの一輪車には春キャベツが積んでありました。「おひとつどうぞ」と2個もいただきました。そこら辺へ置いて行くのも気が引けたので、少々重いと思いながら郵便局のポストまで提げて歩きました。郵便物の投函を終え、帰宅の道はキャベツを持っていることもあって裏道を通りました。 孫たちが通う上灘保育園の前を通っていると、今度は今年の春から上灘保育園に赴任してきた成本園長先生に出会い立ち話です。近々上灘保育園で子育て講演会をやりたいので、その時は講師をお願いしたいと頼まれ、「いつでも快く」と返事をして分かれました。 やがてわが家の畑があるはずれの場所まで帰ると、近所に住むおばさんたちが2~3人立ち話をしていました。歩いて帰った私を見つけ、「ツツジが見ごろで綺麗ですね」と声をかけられました。見ると目先の向うに延々とわが家の畑の隅に植えているツツジの花が、今を盛りとばかりに咲いているのです。「大洲の冨士山へ行かなくてもこれで十分花見が出来るね」「お陰で毎年ツツジの花を楽しませてもらっています」と会話も弾みました。家庭菜園の内側から見えるツツジ

 いつの間にかわが家の家庭菜園には、今年もツツジが満開の頃を迎えているのです。親父が丹精をこめて世話したツツジですが、今年も綺麗に咲きました。ツツジは株によって早咲きと遅咲きがあって、全てが満開ではありませんが、近所のおばさんに綺麗と言われて初めてその全容を見たのです。一昨日・昨日・今日の雨で花が塗れて、可哀想にも見えましたが、何とか連休中は晴れて、綺麗なつつじの花を大いに楽しみたいものだと思いました。急いで自宅へ引き返し、早速デジカメで写真に収めました。

 

 ツツジは100mに渡って延々と続いているため、何処を撮っても綺麗で、ブログ画面に取り込んむのにどの写真がいいのか迷うほどでした。今のデジカメは精度が高いのか、午後6時の時報を知らせるチャイムが鳴っている夕方、しかも雨模様で薄暗い感じがしたのに、むしろ好天の日より綺麗に撮れるのです。今日はもう一度いい時間に写真に収め、親父のために感光紙にプリントアウトして、見せてやりたいと思っています。「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」は林芙美子の言葉です。「花作り花見る人は別の人」でもあります。明日から始まる連休はわが家のツツジを目いっぱい楽しんでやろうと思いつつ・・・・・。

  「綺麗だと 近所の人に 教えられ わが家のツツジ 確かに綺麗」

  「ツツジ咲く 花の命は 短くて 早く愛でねば 盛りを過ぎる」

  「丹精の 後を覗う ツツジかな 赤白紫 色とりどりに」

  「デジカメで 時間を止める 艶やかさ 散ることもなく 写真に残る」

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