○省エネ抜群の優れもの
今年の冬は事の他寒く、暖房のために使っている石油ストーブの給油回数が例年より多いようで、近所のガソリンスタンドが廃業したこともあって、一週間に一度隣町のガソリンスタンドへ、軽四トラックにポリタンクを積んで、灯油の買出しに出かけなければならないのです。わが家では風呂も灯油ボイラーだし、居間、書斎、キッチンに3台の石油ストーブを置いています。息子たちのキッチンと居間はエアコンなのですが、最近の寒さのため、朝起きた時に寒いらしく私の書斎の石油ストーブを、息子に横取りされてしまいました。仕方なく私の書斎には少し小さめのストーブを置いていますが、来客がある時は仕方がないので余り好きでないエアコンの力を借りているのです。
昨年から同居を始めた息子は、パソコンで買い物をする達人で、何かにつけてパソコンで買い物をしているようです。私も時々息子に頼んでアマゾンで本を買ったり、飛行機のチケットを手配してもらったりしてもらっていますが、息子に頼むとお使い賃を上乗せして「お釣りはいい」となるので、少々割高なようです。私は古いタイプの人間で銀行や郵便局にしろ買い物にしろ、まずカード決済は絶対といってよいほどしません。私が持っているカードは車のETCカードとガソリンスタンドのカードくらいですから、使いようがないのです。そのため多分カードによるトラブルに巻き込まれることはないのです。
さてそんなカード決済の息子に、先日パソコンプリンター用のインクを安く買ったことはブログに書きましたが、先日息子は蛇腹のような1.5mもある筒を、得意げになって買ってきました。何でも石油ストーブの前に一方の穴を置いてコタツの中へもう一方の穴を突っ込むと、石油ストーブの温風がコタツの中を温かくしてくれるという、アイディア商品のようでした。妻はテレビの噂の県民ショーで、東北のどこか地方で愛用されているというのを見ていたので、直ぐに理解をしたようでしたが、私は半信半疑でした。ところがいざ使ってみるとこれがとても優れもので、今までストーブの温度を25度に設定して使い、コタツも電源を入れていたのに、ストーブの温度を15度に設定しても、コタツの中はポカポカで、室温も適温に感じられるようになって、省エネな暮らしを謳歌しているのです。
息子はこの優れものを探し当てたことで得意になっています。妻も「息子が買ってくるものはろくな物はないが、この風洞だけは凄い」と大満足のようです。私もこれには大変感心しましたが、余り誉めると息子が悦に入るのでほどほどに留めています。
息子家族と同居しているお陰で、灯油をストーブや風呂の灯油タンクに小まめに給油してくれたり、パソコンの不具合を直してくれたりしてくれるようになって大助かりです。妻と嫁も別々の台所なので時々再々まるでご近所のように、美味しい料理が届いたり届けたりして、お互いがいい目をしています。今朝も焼きたてのパンのいい香りがしていて、もう直ぐわが家へ届くことでしょう。
「パソコンで 商品色々 買う息子 それにあやかり 私もついつい」
「省エネの 風洞コタツ 突っ込んで 温か過ごす 厳寒の冬」
「荷が届く 代引き代金 支払いは 銀行口座 キャッシュレスです」
「ETC それに給油の カードだけ 時代遅れも はなはだしいね」