shin-1さんの日記

○洗濯機の故障

 わが家の洗濯機は働き者で、毎日文句も言わず容量7キロのお腹いっぱいに洗濯物を入れられて働きに働いていたのです。そんな洗濯機の重労働にも一切耳を貸さなかったせいでしょうか、一昨日から言うことを聞かなくなりました。本来なら近くの電気屋さんに見てもらうのですが、痛んだのが土曜日のしかも地元の電気屋さんが休んでいる夜の時間帯だったので、私が在宅の間に何とかしようと三年前に買ったという伊予市の電気屋さんへ、トラックの荷台に積み込んで走りました。私たち夫婦のような素人考えだとドライバーで洗濯機の裏側を開けて直せばすぐ直ると思うのですが、現在の洗濯機はコンピューターが組み込まれていて、そんなに簡単に治るわけはないのです。閉店間際の電気屋さんは私たちが持参した洗濯機を見ようとも降ろそうともせず、いきなり「いつ頃買われましたか?」と三ざまな項目について質問するのです。もう3年も前の出来事なので一緒に行った妻は余り覚えていなかったようですが、店員さんは洗濯機の機種と私の住所や名前をパソコンに入力し始めました。すると画面にそのデーターが出て、「これはまだ保証期間が残っていますのでタダで治ります」というのです。私たち夫婦は「エッ本当、ウソー」てな調子で驚きました。聞けば電源を入れるとエラー番号が表示されるそうで、結局はその洗濯機を降ろすこともなく暗い夜道を引き返しました。

 昨日の芋掘りで腰に少し張りが出ているにも関わらず、私と妻は洗濯機をエッチラオッチラ運び入れ、電源を入れると電気屋の店員さんが言うとおりR6というエラー表示が出ました。早速メモして明日にでも電話連絡しなければならないと二人で話し合いその日の作業は一段落しました。

 今日は日曜日、遠出を計画していたのに、大洲市田処への帰り道パンクに見舞われたタイヤの修理交換もできてなく、加えて朝から雨のぱらつくあいにくの天候であきらめ、洗濯物を積んで伊予市のコインランドリーへ行きました。9時だというのにランドリーは混んでいて、若いお母さんたちが化粧もせずスッピンで、しかも寝間着のような格好で洗濯をしていました。自宅で洗わず乾燥機のあるランドリーで洗濯する今様な暮しを垣間見ました。私と妻もドラムに洗濯物を放り込んで洗濯している間に近くのフジへ、先日土砂降りの中でパンク修理した折汚れた背広をクリーニングに出しに行きました。急いで引き返し選択の終わった衣類を籠に入れ乾燥機に入れようとしましたが、順番待ちの状態だったので諦めて帰りました。

 洗濯機が修理できるかどうか、また治ったとしても治るまでにはまだ4日間ぐらいはかかるようですので、もう一度くらいはランドリーのお世話にならなければならないかも知れませんが、便利な世の中になったものです。しかし一方でお金の要る時代になりました。私は古い人間ですから洗濯にお金が要るなんて想像もつきませんでした。一方で洗濯という毎日やっている妻の仕事や自動で動く洗濯機がいかほどの仕事をしているか知る由もなく暮らしていたのです。

 洗濯機の故障は炊事・洗濯・掃除という毎日やっている妻の仕事量を、今一度立ち止まって考える良い機会となりました。ブログ上での妻に内緒の話ですが、少し優しくしてやりたいとも思った次第です。

  「何気なく 毎日使う 洗濯機 妻も同じで 傷むものかと」

  「洗濯に わざわざ隣 町へ行く ランドリーなど わが町になく」

  「三年の 保証期間で 無料です 店員どこか 神々しく見ゆ」

  「妻財布 紐が緩まず ホッとする 治って欲しい 祈るのみです」

 

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shin-1さんの日記

○いい湯だな?

 昨日は芋掘りに集まった子どもたちに足湯のサービスをしてやりたいと、人間牧場のロケーション風呂を沸かしました。子どもの対応で薪を焚く時間的余裕がないので、ボイラーに火を入れ給湯し始めました。すると一番組がやってきて私を呼ぶので、気になりながら風呂屋を出ました。そのうち皆さんが集まってすっかり風呂を沸かしていることを忘れてしまったのです。やはり忘れ状が良いのは歳のせいでしょうか。それでも途中で気がついて風呂を見てみると、危機一髪丁度良いくらいの8分目まで溜まっていたのですが、残念なるかな最高の温度設定にしていたため、熱くて入れないのです。仕方がないので風呂の蓋を開けたままで自然に冷ますことにしました。

 しかしこの日は作業車の到着が遅れたこともあって全ての日程が20分遅れのスタートとなってしまいました。結局子どももボランティアの人もお湯を使わず帰ってしまったのです。子どもは芋植えの時足湯のサービスをしてやったのでいいとしても、ボランティアスタッフの人の中には足湯を楽しみにしていた人もいて、残念至極なのです。

 皆さんが潮が引いたように帰って行ったそこら辺を掃除し、焼き芋に使った焚火の始末をしたり、苗床の芋ツルを片づけたりして少し汗をかいていたこともあって、私は一人ロケ風呂を楽しむことにしました。お湯を沸かしてから3時間余りたっているのにお湯はまだ少し熱めでしたので水で温めて入りました。贅沢にも満タンのお湯はオーバーフローして気持ちよく溢れ出ました。暖簾を出し全ての戸を開けっ広げにしての温泉三昧とはこれまた風流でぜいたくな話です。

 私は持ち込んだカメラのシャッターを自働にして何枚か自作自演のポーズで写真を撮りました。中には少しモザイクをかけなければならない卑猥なポーズもあって、これは私だけのDVDに収めました。若い女性が体の綺麗な若い時期にヌード写真を撮っておくという話を聞きましたが、初老の私の写真など何の意味もないのでしょうが、まあそれは凄い写真ができました。ご要望者にはお見せしますので申し込んでください。タダです(笑い)。私はこれまでデジカメを使って相当な量の写真を撮ってきましたが、デジカメの自動シャッターを自分で使ったのは初めてだし、ましてや自分の入浴シーンを撮るなんて悪趣味も度が過ぎるようで、話すと妻にしかられました。

 何年か前ロケーション風呂ができた時息子が私と孫の入浴写真を撮影してくれましたので、ブログに載せましたが、今回もそうしたいと思っています。

 風呂に入って思いきり汗を出し、裸でデッキに座りました。眼下には豊田漁港が、また遠くには瀬戸内海の島々がまるで墨絵のように美しく見えました。このロケーションを独り占めし、しかも素っ裸で見るのですから気分爽快です。時折吹きこむ心地よい秋の風が火照った体を優しくなでながら通り過ぎて行き、まさに至福の時を一人楽しみました。温泉に行く以外はカラスの行水と妻が言うように私は早風呂なのですが、この日は20分も出たり入ったりしました。お陰さまで体の芯まで温まりポカポカでした。

 せっかく作ったロケーション風呂なのでこれからは折にふれもっともっと利用したいと思っています。

 その後風呂や脱衣場の掃除を念入りにしてお湯を抜き、トイレの掃除をして全てをチェック、鍵をかけて人間牧場を後にしました。

  「いい湯だな ひとり風呂入る 秋の昼 自働シャッター 我を写しぬ」

  「湯冷ましに 生まれたままの 裸にて デッキ座りて 海島眺む」

  「こんなにも 痩せているのか 写真見て 少し肥えねば 反省しきり」

  「モザイクを かけたくなるよな 写真あり これは困った ・・・・・・・・・」

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