人間牧場

〇今朝はいきなりの蜂玉に驚きました
 今朝ウォーキングを終えて朝食を摂っていると、長男息子が「お父さん早く早く」と私を呼びに来ました。一緒に先月入居が確認されたドングリの家の軒先に行ってみると、置いている蜜蜂の巣箱の前に、それは綺麗な「蜂玉」がぶら下がっていました。

 息子はこれから中山十彩会のヒマワリの植え付けに行くらしく、その処理を任されました。任されても困るのは私です。早速雨合羽の上下を着て厚手の手袋をはめ、専用の防虫ネットを被り完全防備をして、巣箱の片方にレンガを敷いて傾け、波型ビニールを斜めに置いて両手で優しく、しかも素早く落としました。

 寝耳に水の蜂たちは蜂球を崩され大騒ぎで、私の回りを飛び交いましたが、殆ど犠牲の蜂を出すこともなく、作戦は大成功で蜜蜂の殆どは5~6分もすれば巣箱の中に入りおとなしくなりました。刺されると大変なことになる蜂球の中へ両手を突っ込んで作業をするのはまさにハラハラ、ドキドキでした。

 これも養蜂を始めて10年で習得した「蜂は愛情を持てば刺さない」という蜜蜂の師匠井上登さんのご指導の賜物です。蜂たちはその後巣箱に入り何事もなかったようにせっせと蜂蜜を集めに飛び交っていました。これで一段落ですが、もう2つか3つの巣箱に分蜂して入居することを目論んでいますが、人間の世界でも四国4県の空き家率が高い地域なので、ましてや蜜蜂の世界ゆえ中々のようです。

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