人間牧場

〇男に生まれてよかったとしみじみ思います
 男女の性差の問題があれこれ議論される時代になりました。そんな時「男に生まれてよかった」などと言うと、不謹慎な男としてレッテルを張られ、批判されそうですが、今日結婚式に夫婦で案内を受けていました。妻は1週間前から結婚式の前日までに美容院の予約を取ったり、着て行く服の心配をしてるのに、夫たる私はいつものことながら全く無頓着で、背広にネクタイさえあれば結婚式に出席しても一応の身だしなみが整うし、当日も物の5分もすれば出かける準備が整うのです。

 片や妻は化粧をしたり髪をといたり、また沢山ありもしない洋服の中から季節に応じた似合いそうな服を選んで着たり、真珠のネックレスをさりげなくつけ、お祝いのお包みを袱紗に包んで持って行くバックに入れ、家のストーブ、電気、鍵など「戸締り用心火の用心」の確認をして家を出るのです。いつものことながら、私たち夫婦に限って言えば「男に生まれてよかった」としみじみ思うのです。

帰宅してからも、背広を脱ぎネクタイを解き、背広とズボンをハンガーにかけてクローゼットに吊り下げ、革靴を下駄箱にしまって5分もすれば一件落着です。私と妻は年齢が私より一つ年下ですが、私はそれからテレビの前に座りニュースを見ながら新聞を読むのに、妻は洗濯物を取り込んでたたんだり、明日の朝の準備に取り掛かり、疲れているであろうに寝るのはいつものように11時過ぎ風呂に入り一日を終えます。今日も妻に感謝の一日でしたが、「男に生まれてよかった」と今日もしみじみ思いました。

 

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