〇この一年で姿を消した物
このところ歳を重ねたせいか時代の変化が速いと思うものの、一昨日や昨日と今日は、いつも同じように夜が明け昼が来て夜が更けるので、それほどの変化は感じられません。でも去年と今年の違いは歴然で、身の回りにいた人がいなくなったり、あるものが消えたりしていていて、パソコンに収録された画像を見る度に「おや?、あれあれ?」と思うのです。
わが家の車庫の上に設置していた発電用の風車の羽根が一本、先日の強風波浪警報が出た日に回り過ぎてちぎれて吹き飛んでしまいました。プラスチック製ながら若し人にでも当たったら、大けがをしたかも知れないと思うとゾッとして、早速とりあえず回らないようビニール紐で括り付けていますが、何とかしたいと思っています。
その横に同居の孫奏心が4年生の時校内マラソンで優勝したら造ってやるとリクエストに応え造った3階建てのミニハウスも、この秋までは使っていましたが、奏心も中2になり部活が忙しかったり、体形が子どもから青年入り口の少年になって手狭になったため、あまり使われなくなりました。
奏心と相談した結果取り壊すことになり、今は跡に何にもない新地となっています。取り壊した残材は家の隅に整理をして置いていますが、この残材を利用して人間牧場のピザ釜後ろに屋根を伸ばし薪小屋を造る計画が進行中です。不器用ゆえどんな薪小屋が出来るか未知数ですが、身の回りも、勿論私も進化と退化を繰り返しながらそれなりに今日も生きています。
「この一年 田舎のことゆえ 変化なし 思ったけれど それなり変化」
「車庫の上 風力発電 プロペラが 回っていたけど 大風吹き飛ぶ」
「プロペラの シルエット越し 見る夕日 今は残念 見ることできず」
「孫の家 手狭と部活 使わなく なって相談 撤去しました」