人間牧場

〇お米の減り方が早い
 私には子どもが4人います。今では大きくなってそれぞれが独立しそれぞれの道を進んでいますが、その中の3人までが男の子で、子どもが中学生や高校生の頃は食欲旺盛で、長男は高校生の時部活のサッカーをしていると帰りが遅くなり、腹が減るのでお弁当を2つも持って行くほど大食でした。

 今当時を振り返るとお米を入れる米櫃に穴が開いているのではないかと、妻が思う程お米が減っていました。今は長男家族と同居の高1と中2の孫、長女宅には大1と高1の孫、次男宅には6歳の孫がいて、大1の孫は県外に出ていますが、親バカ類の妻は、お米を作っている訳でもないのに、それぞれの家へ殆ど毎月お米を届けています。

 お米は野菜の苗物をいただいている水口種苗店で買いますが、毎回1俵のお米を15㎏づつの4等分にして米袋に入れてもらい、わが家息子宅2袋、長女宅1袋半、次男宅半袋にしてもらって届けると、それぞれが精米所や自宅で精米して食べるのです。

 私たち夫婦は地元の米屋さんで10㎏ずつ買って、昼と夜1合ずつ炊いて食べていますが、先日水口種苗店へお米を買いに出かけた折、私「つい最近お米の減り方が早いような気がする」と話せば、若奥さん「お米が減る時が一番幸せな時かも知れませんね」と言われました。

 確かにお米を孫たちに買って届ける、年金暮らしの私たちバカ親にしてみれば米代出費は痛いけど、お米を届けることが出来孫が腹いっぱいご飯を食べ大きくなることは何よりの幸せかも知れません。お陰様で同居の孫希心は高1なのに身長1m84㎝の大男に成長し、毎日ご飯を鱈腹食べています。

「孫たちは 育ち盛りで 食べ盛り あっという間に お米が減って」
「親バカか お米を買って 孫たちに 配って回る 年金暮らし」
「ひょっとして お米減る時 一番の 幸せですと 言われ納得」
「大飯を 食べてる孫は 高1で 184㎝ お米のお陰」

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