〇松山市大街道アーケード街を歩いていると
昨日の夜夕食会を終え泊っている大街道口の東急ホテルへ帰るため、アーケード街を歩いていると、一人の女性に出会いました。もう何年も出会っていないので、最初は通りすがりましたが、お互いふと立ち止まって見返り目と目が合いました。
相手の女性は「若松の進ちゃんじゃない?」と言葉をかけ、私も〇〇ちゃん?」と間違わず名前を呼び合いました。昔なら時めいたのかも知れませんが、今はただの初老の同級生でした。あれこれ立ち話をしてその後の近況を知らせ合いましたが、ご主人をなくし今は子どもと一緒に近くの町で過ごしているようでした。
少女の頃や女子青年の頃は美しかった女性も今は歳相応で、恐らくその女性から見れば私も歳相応に見えたであろうことを想像しながら、時の流れを感じました。連絡がしたいというので、手持ちの名刺入れから名刺を1枚取り出し渡しましたが、女性も紙切れにスマホの電話番号を書いて渡してくれました。
帰宅後その女性のことを妻に話すと、「電話をしてあげたら喜ぶかも」と言ってくれました。そう言われるとますます困った私でした。