〇便利な世の中になるはずなのに・・・・・
世の中は人工知能などハイスピードで日々進化していますが、私のようなロートルには進化の速度が早過ぎて、ついて行くことすらできない有様で、分かったような顔をして諦めながら日々を過ごしています。
農協の合併統合に端を発した統廃合による合理化は、その後追い打ちをかけるように地方自治体にも及び、平成の大合併で私たちの暮らしも一変しました。合併や統合は効果効率が最大のメリットですが、中央や中心から離れた場所にはメリットどころかデメリットの方が多く、私たちのように田舎に暮らしていると、不都合なことがいっぱいあり、時には憤ることもたくさんありますが、「そのようになってますから」と最後は押し切られてしまうのです。
3日前外出先から自宅に帰って郵便受けを見ると、郵便物に交じって「書留等ご不在連絡票」という細い紙切れが入っていました。「伊予郵便局窓口でお受け取り」か「再配達でのお受け取り」かを選択するようになっていましたが、伊予郵便局は遠いし、再配達も気の毒だと思い町内の双海郵便局へ出かけました。
窓口で係の女性と色々話しましたが、結局のところ今日も自宅には日中受取る人がいないので、午後に郵便局の窓口へ転送してもらった柿止め郵便物を、印鑑と免許証の写しを持って取りに行くことになりました。双海郵便局の集配業務は昨年から本庁と思える伊予郵便局に統合されてしまいました。郵便物を配達に来る配達員も見知らぬ人が多く、「ご苦労さん」と声をかけてもそ知らぬ顔で何とも世知辛い世の中になったものです。
便利な世の中になりながら、一方ではこのように不便この上ない世の中になってしまいました。多分これからも合理化と言う名のもとに公共サービスは、私たちの暮らしの中から益々遠のいて行くようです。何とも寂しい世の中になったものです。そうだ菅新総理に「110番」しようかな。
「世の中は 進化はしても 後退も 色々あって 上手く行かない」
「集配は 一元管理 地元から 撤退したため 不便きたして」
「ご苦労さん ねぎらい言葉 かけるけど そ知らぬ顔で 見知らぬ局員」
「新総理 声なき声を 聴きたいと 言うけど下々 期待もしない」