〇真赤な芙蓉が咲き始めました
昨年近所に住む友人から、真っ赤な花の咲く珍しい芙蓉の花の小枝をいただき、細かく切ってプランターに挿し木をしました。普通挿し木は栄養分のない鹿沼土を、発泡スチロールのトロ箱に敷いて挿し木をしますが、今回はあいにく鹿沼土の買い置きがなく、仕方なくダメ元で畑の土をプランターに入れて挿し木をしました。
挿し木した後の管理が良かったのか、半日陰の置き場所が良かったのか挿した枝は殆ど芽を吹き、先日路地や植木鉢に移植しましたが、その後葉っぱを食べる黄緑色の毛虫を何匹か捕獲して気をつけて育てた所活着も順調で、最近になって幾つか花芽をつけ始めました。
昨日の朝、植木鉢に植えて裏庭の棚に置いているいる6鉢の中の1鉢に、それは見事な大輪の真っ赤な芙蓉の花が咲きました。嬉しくなって植木鉢を玄関先へ移動させましたが、家族は勿論のこと、時折訪ねて来る人たちも、「まあ綺麗な花ですね。何という花ですか」と何人にも聞かれ、その都度得意顔で説明をしました。
路地に植えた6本と植木鉢に植えた6本には、既に花芽が沢山ついています。今年は例年わが書斎の窓辺に作って、緑陰を楽しんでいた朝顔を作ることが出来ず、少し寂しく思っていましたが、朝顔と同じくたった一日の寿命の花ながら、朝顔に変わって楽しむことが出来るようで幸せです。それにしても植物は挿し木した枝から根が出たり花芽をつけるのですから、不思議と言えば不思議です。
「昨年の 秋頃近所 住む人に 小枝貰って 挿し木しました 真っ赤な芙蓉」
「今年は 新型コロナの 影響で 朝顔植えず 寂しい真夏」
「挿し木して 鉢に定植 した芙蓉 真っ赤な花を 一輪咲かせ」
「まあ綺麗 作った私 そっちのけ 花ばっかりを 来客褒める」