人間牧場

〇イノシシの被害

 昨日の朝、小雨が降っていたものの、それほど強い雨ではなかったため、用心に持っていた傘を差してウォーキングをしました。しばらく歩くと近所の人の畑の畦畔に異変が起きていることに気がつき、立ち止まって見ました。

イノシシが掘り返した畦畔

 このところ梅雨末期の大雨が降り、各地で土砂崩れが起きているので、ここも土砂崩れかと思いきや、よ~く見るとどうやら夜行性動物のイノシシが、前夜のうちに食料となるミミズや食べれそうな草の根を確保するため暴れまわった痕跡のようでした。

 被害は数カ所にも及んで広く、まるでユンボで掘り返したような惨状でした。わが家も何度かイノシシの被害に遭っていますが、現状回復には相当の労力が必要だと、他人事ながら心が痛みました。有害鳥獣の被害は最近枚挙にいとまがなく、わが菜園の下の人の畑のトウモロコシも、カラスの餌食に遭って昨日のうちに殆ど食べ尽くされてしまったようです。

 地上戦はハクビシンとイノシシ、空中戦はカラスとの闘いですが、いつも負けるのは私たち人間様なのです。このままだと私たち人間は悲しいかな、「参った降参」と白旗を上げるしかないようです。情けない話です。

「ウォーキング 傘差し歩く 目の前の 畑畦畔 赤土まみれ」

「よく見ると 土砂崩れでは ないようだ 嫌な悪夢が 脳裏をめぐる」

「夜行性 人間様が 寝てるうち イノシシ様が わがもの顔で」

「どのように 掘り返したか 分からぬが まるでユンボで 掘ったようです」 

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