〇高齢化率と定期健診
今朝の新聞に県内市町の高齢者人口統計が載っていました。県内の人口1百362千859人に対し高齢者は過去最多の44万2170人で、人口に対し65歳以上の高齢者の占める割合、つまり高齢化率は32.44%で、3人に1人弱が高齢者です。一番高齢化が進んでいる1位は久万高原町(48.11%)で、2位伊方町(46.84%)、3位上島町(46.02%)、4位松野町(45.80%)となっていました。
ちなみに20番目、すなわち一番高齢化率の低いのは県庁所在地松山市の27.84%で、1位と20位には、20.27%もの開きがあるようです。一番驚くのは県内の100歳以上の長寿者が何と1108人もいて、いよいよ日本人も100歳まで生きる時代がやって来たことを実感しました。この統計を見て思うのは、久万高原町や松野町は山間地、伊方町は半島、上島町は橋がかかっているといいつつ離島で、交通や生活に不便な所のようです。
わが住む伊予市も13番目ながら高齢化率33,14%で、勿論後期高齢者のレッテルを貼っている私も高齢化率引き上げの一因となっていますが、これからは家族も含めて次の世代の人にどうすれば迷惑をかけないようにするか、また次の世代の人にどうすればお役に立つことができるか、真剣に考えて生きて行かなければなりません。私は年齢の割にはいたって健康だと自負しています。
時折自分の不注意で怪我をすることもありますが、高齢者特有のおしっこが少々出にくいものの持病ほどではなく、まあそれなりな体調を保っています。最近友人が耕運機に挟まれ大怪我をしたり、心不全や脳梗塞、ガンなどを発症し一命はとりとめたものの、不自由な体になっていることを風の便りで聞く度に、他人事ではないと思い、自分流に健康保持のための活動をしながら日々を過ごしています。
昨日は3ヶ月毎の定期診断のため、県立中央病院に出かけました。結果は「異状なし」でホッとしましたが、受付や待合室で出会うマスクをした顔見知りの人と、マスクをしている故に聞き取りにくい小声で話しながら、時計とにらめっこしました。診察を終えて自宅へ帰ると、妻「どうだった?」、私「何事もなかった」、若嫁「診察の結果はどうだった?」私「3ヶ月後の次の予約をして帰ったので、3ヶ月の賞味期限」とおどけて大笑いをしました。家族みんなが私のことを心配をしてくれているようで、嬉しくなりました。
「高齢化 県内益々 進んでる 勿論私 その中一人」
「百歳を 超えて生きてる 人千人 驚き桃の木 山椒の木」
「山間地 半島・離島 高齢化 益々進む この先どうなる」
「検診に 出かけ検査を してもらう 消費期限が 近づいている」