〇身近な場所での花見
新型コロナウイルスの感染拡大に備える改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づく政府対策本部の会合が官邸で開かれ、緊急事態宣言が東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の7都府県に出されました。予想していたこととはいえ、まさに国家的危機の到来です。こうした異常事態を受けて、感染リスクの高い都会から田舎へ疎開しようとする人も増えているようで、医療施設の整っていない地方では新たな悩みを抱えています。
今年は本来ならウキウキするような桜咲く春を迎えているというのに花見も出来ず、悶々の日々を過ごしている人も多いのではないでしょうか。それでも名だたる桜の名所へ行かなくても、私たちの身近な場所には山桜を含め沢山の桜が咲いていて、私などは長くまちづくりに関わって町内のあちこちに、自分たちが植えた桜がいっぱい咲いていて、昨日も妻を誘い二人で人混みもない綺麗に咲いた満開の桜を見ることができました。
このところ夕食や片付けが終わると、腹減らしのつもりで特別養護老人ホーム夕なぎ荘前の県道沿いを妻と二人でウォーキングするのが日課になっていますが、昨日の夜はスーパームーンと呼ばれる素晴らしい満月に近い月が東の空に見え、歩道に植えている満開の桜を手持ちのLED懐中電灯で照らし見上げながら、幻想的な夜桜見学となりました。桜の春は一瞬と思えるほど短く、今朝は陸風の風に乗って桜の花びらが舞っていました。この3~4日が見頃見納めです。不用不急でなく行く春をしっかりと見届けたいものです。
「マスクして 花見楽しむ 老夫婦 花粉じゃなくて 今年はコロナ」
「気がつけば 身近な場所に 沢山の 桜が咲いて その気になれば」
「そういえば 自分が植えた この桜 今じゃ立派な 成木なりて」
「満月と 満開重なる ウォーキング 心満たされ どこかウキウキ」