〇太陽と月と一緒に暮らす喜び
私たち人間は、1年365日太陽や月の恩恵を受けながら、その存在に殆ど気づくこともなく、当たり前の日々として暮らしています。時折夕日を見たり夜空に浮かぶ月を見て、「綺麗だなあ!!」と思うことはあっても、引力や恵みまで考える人は私を含めて殆どないようです。
昨日は朝から一日中雨でした。暗いどんよりした初冬の寒い一日は、歳を重ねた私たちの体には堪え、寒さのピークもこれからが本番だというのに、早くも春の来るのを待ち遠しく思いながら、ストーブの前やや炬燵の中で暖をとりました。
今朝は天気も回復し、昨日の朝のように長靴を履いて傘を差すこともなく、運動靴でウォーキングに出かけましたが、夜明け前の朝星とともに綺麗なお月様が見え、お月様とランデブーしながら、ほぼ1時間歩きました。この月の引力で潮の満ち引きができる不思議も、磯に出てヒジキやワカメを採る春先にならなければ実感しないのも、凡人の悲しさです。
一昨日夕やみ迫る借景の本尊山が夕日で赤く色づきました。「夕日が見たい」という衝動に駆られて車を走らせ、シーサイド公園に出かけました。夕日が一番西寄りのコースである九州大分辺りに沈む冬至の頃が近づいているため、夕日は西の端に沈んでいましたが、とても美しい夕日夕焼けを見ることができ、幸せ感に浸りました。
「月・太陽 存在さえも 忘れてる 自分本位で 一年が過ぎ」
「月・太陽 恩恵貰い 人生を 74年も ただただ生きる」
「月・太陽 比べりゃ俺の パワーなど 目くそ鼻くそ 何の役にも」
「月・太陽 海の水まで ごっそりと 動かす力 凡人俺には?」