〇紅マドンナをいただきました
このところの冷え込みで、鍋物の恋しい季節となりました。妻もそんなことを意識してか、わが家ではおでんや鍋物が2日に一回食卓に出るようになりました。おでんの具材には勿論わが家の菜園で採れた、大根や自家製シイタケ、メークインなどが入りますが、鍋物にも白菜や春菊などが沢山入って、野菜三昧です。
昨日も夕方妻が、「今日は味噌仕立ての鍋物にするので、白菜と春菊、ネギを畑から採って来て」と頼まれました。白菜は植えて間もない頃害虫に食べられて、外葉は網目のようになっていますが、中は十分食べられるので、外葉を剥がして収穫しました。春菊は豊作で包丁で新芽を摘み取りました。
そこへ親友の小西さんが、自分で栽培している紅マドンナを、段ボール箱に入れて持って来てくれました。紅マドンナといえば高級品種なので、産地といっても私たち庶民の口には中々入らない代物です。先日も贈答用として贈った人から、「まるでゼリーのような食感だった」とお礼のお便りが届きましたが、私たちの口には中々入らず、農家から頂いた訳ありハネものを味見する程度です。
私も何も差し上げるものもないので、先日息子が精製し瓶詰めし終えたばかりの蜂蜜を一瓶差し上げましたが、今日にでも同居の息子たちの食卓にも、紅マドンナをお裾分けしてやりたいと思っています。田舎に住む喜びは人と人との暖かい気遣いの会話や、お裾分けの気配りです。昨日も幸せ感に浸りました。そうそう昨日はじゃこ天のおばちゃんからもつみれをいただきました。
「鍋物の 具材菜園 調達し 連日妻は 腕を振るって」
「住む人の 少ない過疎の 町だけど 気遣い気配り てんこ盛りです」
「食感が ゼリーに似ている 柑橘を いただき賞味 田舎ならでは」
「じゃこ天の おばちゃんつみれ パック入れ いただきました 早速鍋物」