人間牧場

〇暮らしのリズム

 人間には暮らしのリズムのようなものがあります。結婚以来同じ屋根の下に50年近くも一緒に住んでいる妻でさえ、私との間には微妙な違いがあって、私は朝4時起床の早起き型、妻は午前6時に起きる普通型です。妻と私の朝2時間のずれは私にとってとても充実している時間で、この2時間がなければ私の日々はまるで屁のようなものだと思っています。

私は朝起きると素早く着替えて書斎に入り、パソコンのスイッチを入れ、まずウォーミングアップのつもりでGメールを呼び出し、メールの発受信整理をします。直ぐに前夜粗方「明日はこんなことを書こう」と思っていたことを、アメーバブログとワードプレスブログに写真やイラストを入れて、ランダムに思いつくまま指を進め、読み直し登録して終了です。

5時になったところで天気予報の雨雲の動きを確認して、運動靴か長靴を選んで履き替え、雨が降っていると傘を差して約1時間のウォーキングに出かけます。今朝はこの作戦の見誤りで、家を出る時はまだ降っていなかった雨が、天一稲荷神社の大鳥居辺りで降り出し、あいにく傘を持っていなかったので、足早に歩いても雨は少し強くなり、濡れ始めました。

 本当はそのまま家に立寄り傘と長靴に履き替えてウォーキングを続行すべきでしたが、雨に濡れたためウォーキングを途中で断念してしまい、ガラケー携帯電話内臓の万歩計は5千歩近くでストップしています。今日は松山市のまちづくり研修会があり出かける予定なので、朝食を済ませると残りの歩数を確保するまで歩き、暮らしのリズムを元に戻したいと思っています。

パソコンには「上書き保存」という機能がついています。未完成な記事があって、その記事に修正を加え上書き保存しますが、自分の暮らしや人生も、やり直すことはできなくても、多少の修正を加え、上書き保存だってできるのだと思って生きています。雨降りの予想を見誤り狂った一日の暮らしのリズムを取り返し、夕方までには修正上書き保存したいと思っています。

「にわか雨 濡れて早起き ウォーキング 途中断念 修正上書き」

「私妻 一緒に暮らして いるけれど 暮らしのリズム 朝から違う」

「朝早く 起きる私と 朝遅い 妻とは既に 2時間開き」

「孫たちの 予定マラソン 大会も 雨で延期と 連絡届く」

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