人間牧場

〇昨日今日を記録することの意味

 私たち人間の記憶装置は昨日や今日のことは、しっかりと克明に覚えているのに、過ぎ去った日々を遡れば遡るほど記憶はあいまいになって、覚えていたはずの記憶の殆どを忘れてしまいます。特に私のような高齢者になると10日前のことどころか、さっきまで覚えていたことすら忘れて、「はてさて?」と首をかしげる有様です。


(揃いのTシャツを着た息子と孫たち)

ゆえに記録は大事だと思い、人様から見れば何の意味もないと思われる日々の出来事の細々を、まるで日記のように「shin-1さんの日記」というブログに書き綴っています。14年前現職を退職して間もない9月から始めたブログ書きも、気がつけば早14年目です。自分ではそんなに古い話ではないと思うのに、パソコン画面に呼び出してみたり読んだりすると、「へえ~こんなことが・・・」と当時のことが、懐かしくなって時のたつのも忘れるほどです。

 昨日息子と孫2人は、夏休みで帰省した見ず知らずの人にカブト虫をプレゼントしようと、松山空港到着ロビーで小さなイベントを開いたようです。台風12号の接近で飛行機が欠航するかも知れないという不安な気持ちで出かけましたが、何と何と用意した150ケースのカブト虫配布は大盛況で、同行した孫たちも母親から習った、片言の英語で外国人とも会話ができ、大喜びで帰ってきました。

 私は同行していないので様子を知る由もありませんが、私の一眼レフデジカメをを息子は持って行っていたようで、記憶にない記録がパソコンで再現され、私の小さな記録に加えられ記憶となりました。それにしても画像の記録も小さなメモリーカードをパソコンに差し込むだけで再現できるのですから、何という便利な世の中でしょう。デジタルは使い方を知っていれば、その利用方法は無限に広がります。感心しながら私のブログに写真を転載しました。

「昨日今日 覚えているが 3日前? 何があったか 思い出せない」

 「何気ない 日々の暮らしを 記録する 10年経てば 物語です」

 「空港で 帰省の客に カブト虫 配りイベント 大盛況で」

 「画像見て リアル共有 したような 錯覚さえも 記録留めて」

[ この記事をシェアする ]

“人間牧場” への1件の返信

  1. カブト虫の配布は大変良い事です。でもプラスチック製品が高い中でプラスチック容器に入れて配布はどうかな⁉と思いますね。その事が気になりました。相当な金額ですね。

コメントは受け付けていません。