〇野に咲く花のように
昨日は吹き荒れた雨交じりの北西の風で、朝のウォーキングができませんでした。毎日1万歩を目指して歩いている私としては、消化不良のような感じがしていたので、昼食の後思い切って戸外ウォーキングに出かけました。このところの陽気で少し薄着になっていましたが、昨日は久万高原町で薄っすら雪化粧するほど寒さが戻り肌寒かったので、手袋や帽子で少し厚着をしました。
寒いと言っても歩き始めるとポカポカして、すっかり上手になったウグイスの鳴き声を聞きながら歩きました。道沿いには名前も知らない色々な野の花が沢山咲いていました。ふと若い頃口ずさんだ「野に咲く花のように」という曲を思い出し、口ずさみました。この曲は花王名作劇場の「裸の大将」というテレビ番組の主題歌でした。放浪の画家山下清を主人公にして芦屋雁之助さんが主演したユーモラスなほのぼのとしたドラマでした。歌はダ・カーポだったと記憶しています。
♯野に咲く花のように 風に吹かれて 野に咲く花のように 人を幸せにして そんな風に僕たちも 生きてゆけたらすばらしい 時には暗い人生も トンネル抜ければ夏の海 そんな時こそ野の花の けなげな心を知るのです♭。道端の水場付近でシャガの花、畑の斜面に野イチゴの花を見つけました。多分私以外にこの花を見る人もなく、多分短い一生を終えるのでしょうが、飾らない素朴な美しさに思わず立ち止まって見とれました。帰宅後ハーモニカを取り出し、下手糞ながら野に咲く花のようにという歌を吹いて楽しみました。
「風強く 朝ウォーキング 出来なんだ 昼食食べて 歩き始める」
「春ですね 道端あちこち 名も知らぬ 花が見てねと 笑顔振り撒く」
「若い頃 歌った歌を 思い出し 口ずさみつつ 花を楽しむ」
「ハーモニカ 取り出しそっと 吹いてみる 下手糞ながら それなり聞こえ」