〇セル苗の植え付け
3日前、白菜とキャベツの苗を買いに大洲のホームセンターへ妻と二人で出かけました。自分で種を播いて苗を作れば安上がりでいいのでしょうが、種の播き時も知らず、加えてそんなこだわりもなく、例年の如く毎年この時期になると苗を買い求めて畑に定植をしています。特に白菜もキャベツも時期が遅くなると巻かないので、昨年の私のスケジュール表に書き込んだメモを見て、210日前後の時期を選んでいます。
買った苗はセル苗といって、ビニールの黒い苗床に6列×12列の穴があり、白菜もキャベツも72本の苗が行儀よく並んでいます。本当は買ったその日に植え返したかったのですが、台風12号の通過後の吹き戻しの風で傷まないようにと思い、風の当たらない倉庫の木陰に置いて水をやり台風の通過を待ちました。今回の12号台風は通過したり直撃した所では強風や大雨に遭いましたが、少し離れた私たちの所は難を免れ、長崎に上陸した後日本海に出て急速に衰え、温帯低気圧になりました。
昨日は吹き戻しの風も吹かなかったため、昼頃少しぬかるんではいましたが、中耕し畝を立てていたさ畑に入り、白菜72本、キャベツ72本を定植し、元肥に豚糞をやり終えた途端、ザーザーと雨が降って水を遣ることもなく作業を終えました。まだこの時期は温度が高く害虫にやられる危険性が高いので、用意している防虫ネットをかけて農薬を使わずに作ろうと作戦を立てていますが、はてさて上手く行くかどうか多少心配です。
今のところトマトやナス、ピーマン、オクラ、キューリなどの夏野菜も、朝晩の井戸水を使った潅水のお陰で、まだまだ収獲を楽しんでいるので空いた場所がなく、ホーレンソウなどの種を播く場所が確保できていません。この4~5日で青豆を片付けないと、冬野菜の作付けが遅れる心配があるので、気を引き締めて頑張ってみようとお思っています。季節が夏から秋に変る秋の彼岸ももうそこまで来ています。
「この時期は 冬の野菜の 種蒔きや 移植の時期で 何かと気揉め」
「セル苗の 白菜キャベツ 台風が 去った畑に 移植を終える」
「夏名残 潅水お蔭 野菜類 まだまだ収獲 食卓賑わう」
「蒸し暑い けれども季節 動いてる 朝晩少し 過し易くて」