〇ジャガイモの芽かぎ
わが家のジャガイモの茎は、このところ吹き荒れた南風でかなり傷みましたが、わが家より少し遅く作付けした人間牧場のジャガイモは、遅かったことが幸いしどうやら難を逃れたようで、昨日公民館の隅田さんから運よく人間牧場にいた私に、「ジャガイモの芽かぎに出かけたい」と、携帯電話が入りました。そのうち宮本館長さんと二人でやって来て、早速二人でジャガイモ畑に入って作業をしていました。
私は別の用事をしながら遠目で二人の様子を眺めていました。宮本館長さんは元農協マンなので農作業に詳しく、植える時に肥料を入れたりすることも教わりましたが、芽かぎの方法もカッターナイフを使って茎を切り取る私とは随分違って、芋の上に手を押し当て茎を抜き取っていました。こうすればナイフで切った後からまた芽を吹くこともなく処理できるようですが、親芋が動きはしないかと少し心配をしました。
隅田さんは持って来た「ジャガイモ生育中」と書いたラミネート加工した小さな看板を、周囲を囲っている金柵に取り付けていましたが、はてさてこの看板は誰に見せるためでしょうか?。金柵の周囲をウロチョロするイノシシに、この文字は読めないはずだと苦笑いしましたが、とりあえず茎抜きの作業を終えました。ジャガイモの種芋の中にはまだやっと芽を出した晩生のものもあって、はてさて1ヵ月後に迫った収穫に間に合うか?、少し心配になってきました。
「ジャガイモの 茎を引き抜く 様子見て なるほど頷く やっぱりプロだ」
「私など 茎はカッター 切るものと 思っていたが 百聞一見」
「ラミネート 加工の看板 取り付けた イノシシ文字を 読めるだろうか?」
「一ヶ月 すればジャガイモ 収穫だ 間に合うだろうか 首を傾げる」