人間牧場

〇渡江歌舞伎くずし盆踊り見学(その2)

 渡江歌舞伎くずし盆踊りのルーツは江戸時代に遡る伝統的な民俗芸能です。日本全国で行なわれている盆踊りの殆どは、誰でも盆踊りの輪の中へ入って踊りに参加できますが、この盆踊りは歌舞伎役者に見立てた踊り手以外は、次々に繰り広げられる路上歌舞伎くずしの場面を見て楽しむもののようです。ゆえに少し食腸気味なところもありますが、それ以上に空想の世界をリアルにかき立てられました。

今朝の朝刊に載った渡江の歌舞伎くずし盆踊り
今朝の朝刊に載った渡江の歌舞伎くずし盆踊り

 5分間の休憩を挟んで1部30分、2部30分、3部30分の踊りの3部の中ほどまで楽しんだ私たちは、遠方からの見学なので帰らなければならず、少々後ろ髪を引かれる思いで早々にお暇することにしました。何年か前西予市のおらが自慢グランプリの応募作品審査委員長を2年間務めた私は、グランプリと準グランプリに輝いた各地を訪ねて歩きました。渡江歌舞伎くずしはその時の準グランプリだったので、妻を伴って一度だけ見学をさせてもらい、私も妻も感動の連続でした。ゆえに今回も妻を連れて行ってやりたいと思いましたが、あいにくお盆で親父や先祖の仏事があるため、出かけることができませんでした。

 妻はそのときお世話になった人たちの事を忘れず、出かけに手土産まで用意してくれました。幸いその人たちとも再会し、交遊を暖めることが出来ました。岐路の途中道を一本間違い、とんでもない場所に入ってしまって引き返すハプニングにも見舞われました。また折角持参したデジカメにメモリーカードを入れるのを忘れて撮影できませんでした。幸いタブレットを持参していたので、思い出のスナップ写真だけは何とか残すことができました。浜田さんと道中色々なまちづくり話ができたこともいい機会でした。帰りは宇和インターから大洲インターまで高速道路を走ったお蔭で、11時前には帰宅し浜田さんもその先を帰路に着きました。来年も行きたい見たい民俗芸能でした。

  「宇和海に 面した地区の 盆踊り 仲間と二人 見学に行く」

  「よう来たと 笑顔出迎え してくれた 友と一緒に ジュース乾杯」

  「200年 よくも続いた 盆踊り 感心しつつ 心ほのぼの」

  「ハプニング これもいつもの ご愛嬌 過ぎてしまえば 何のことなし」

 

 

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