〇梅雨の晴れ間の夕日夕焼け
周りの地方では梅雨が明けて、連日35度を越す猛暑日が続いているというのに、四国愛媛双海では、梅雨末期の雨が毎日のように降り続いて、昨日暦の上では一番暑い大暑を迎えても、お天道様の顔を見ることができません。それでも梅雨明け間近かを感じさせるように、昨日は雲を押し上げるようにして夕日が顔を覗かせ、夕焼けがとても綺麗に見えました。夕日夕焼けに照らされた周りの景色を見ようと裏山に登り、西の方向を見ると、青島の弁天崎付近に雲の切れ目から、まるでスポットライトのように、夕日が照ら
していました。
デジタルカメラが壊れたつい最近までは、タブレットを使って夕日夕焼けの写真を撮っていましたが、次男息子が不自由だろうからと余り高くないNIKONのデジカメを買ってくれたので、今はもっぱらこのカメラがお似合いとばかりに持ち歩いています。長男息子が音頭を取って今年の父の日にプレゼントしてくれた、少し高めのNIKON一眼レフカメラは、殆ど使うこともなくケースに入れたまま、書棚に置かれていますが、時ならぬ親父の騒動で使い始める時機を逸してしまい、長男息子から「いつ使うのか?」とブーイングが起こっています。
facebookなどにアップされる友人たちの写真を見て、その素晴らしさはカメラがいいからだと勝手に思い込んでいましたが、どうやら「弘法筆を選ばず」だったようで、私の写真技術の不味さは腕前だったことを、今頃になって痛感しているところです。
「秋の夕焼け鎌を研げ」「夏の夕焼け川向こう渡るな」という諺があります。秋の夕日は明くる日天気、夏は夕焼けでも急に雨が降って川の水が増水するので、川を渡らない方がいいとの例えですが、昨日の夕日夕焼けは夏ながら、ひょっとしたら梅雨明けの前兆かも知れないと、今朝の久しぶりの青空を見て思いました。
「梅雨雲を 押し上げ夕日 夕焼けが 見えてすっきり 気分が晴れる」
「デジカメで 夕日夕焼け 写真撮る 腕の悪さを 自分納得」
「古老から 聞いた諺 思い出す 夏の夕焼け 川向こう渡るな」
「梅雨明けの 前兆のよう 昨夕の 夕日夕焼け 綺麗だったな」