〇夏の夜の花火
台風11号の余波を受けて、台風が去った今も天候が不順で、奄美や関東地方では梅雨が明けたというのに、四国はまだ梅雨明け宣言が遅れているようです。家庭菜園の野菜類も長雨や日照不足で少し枯れ始めたものもあるようで、気を揉んでいます。昨日は久しぶりに草でも刈ろうと思い立ち、朝起きると作業服を着て準備をしたものの、結局雨が上がったのは午前10時頃でした。それでも雨に濡れた草は切れ具合が良いので思い切って畑へ入り、草刈機で果樹園や菜園の畦を中心にブンブン草を刈り、すっかり綺麗になりました。
昨日はふたみの夏祭りの日です。主会場となったシーサイド公園には朝から大勢の人が訪れていたようですが、私は親父が亡くなってまだ一週間しか経ってなく、喪に服さなければならないので、お祭りのようなハレの行事は極力控えようと思っているので、昨日は気になってはいたものの夏祭り会場へ行くことを遠慮しました。わが家へは前日から娘家族が泊まりに来ていて、内孫2人に外孫2人の男の子が加わり、まあ賑やかな2日間となりました。前夜は若夫婦が花火を買って来て、自宅の庭でほんの小さな花火大会をしました。子どもたちは花火が大好きで、大いに盛り上がったようです。
昨晩は孫たちも親に連れられて夏祭りに出かけ、一旦夕食に帰って再び花火見学に出かけました。私たち夫婦は家で留守番をしていると、午後8時30分過ぎ、外で大きな爆発音が聞こえました。家から全ての花火は見れませんが、山の端に綺麗な花火が、また大きな六尺花火は山の端を越えて見えました。夫婦でささやかながら夏の花火を楽しみました。
この町の夏祭りを始めたのも私だし、夏祭りを長年運営したのも私です。ゆえに夏祭りといえば血が騒ぎますが、今も多くの人の思いによって、さして楽しみのないこんな田舎でも、ささやかながら夏祭りを続けてくれる多くの関係者いることを、感謝しなければなりません。昨日は多分朝から定まらぬ天気に翻弄され続けたことでしょうが、ご苦労様と労いの言葉を贈りたいと思います。
「わが家でも 孫が集まり 花火する 夏の思い出 日記に書いて」
「夏祭り 雨に翻弄 されたはず 昔の自分 思い出重ね」
「喪に服し 祭りの参加 控えたり 心の中で 血が騒ぎつつ」
「ド~ンドン 夜空の向こう 山の端で 花火上がるを 自宅から見ゆ」