〇通りすがった博多の街
クリエイト篠栗での講演会が終ったのは午後9時でした。事前に勢門小学校の教頭先生から、「講演会終了後簡単な夕食会を予定しています」と知らせていたので、案内され近くの居酒屋へ立ち寄りました。聞けばこの時期は大相撲九州場所のため、篠栗町へも支度部屋が2~3逗留しているようで、私たちの向うの席には関取衆が2~3人後援者と思われる人と飲みながら話をしていました。
夕食会は校長先生、教頭先生、教員、PTA会長、副会長、それに私の6人だけのこじんまりで、メニューの中から適当に見繕ってもらい、酒の飲めない私以外の人は生ビールでとりあえず乾杯を行ないました。一仕事終えた後の夕食会は腹が減っていたので、大好物の冷奴豆腐や野菜サラダを食べながら、交友を温めましたが、飲むほどに酔うほどに話が弾み、気がつけば2時間があっという間に過ぎてしまいました。
終電車の時間も過ぎていたようなので、皆さんのお見送りを受け教頭先生の車で博多駅前のホテルを目指しました。聞けば教頭先生のご一家は奥さんも娘さんも教員をしているとのことでした。やがて博多駅に近づくと深夜だというのに駅が近づくに連れて渋滞に巻き込まれてしまいました。車が動かなくなったのでとりあえず博多駅で降ろしてもらい、別れを告げて駅前通を少し早足で歩き、ホテルへ到着しました。
博多はプロ野球や大相撲まであり、九州最大の街です。午前0時になっても交通渋滞が起こる、まるで東京と同じく眠らない街のようにも感じました。博多の街も楽しみたいのですが、いつもの事ながら次の予定もあって今回も宿泊はしたものの素通りするだけとなりました。来月には佐賀へ、年が明けると長崎へ行く予定が入っているので、その時は少し余裕を持って博多の街を久しぶりに歩いてみたいものです。
「夕食会 居酒屋の中 関取も 遅い夕食 舌鼓打つ」
「今回も 博多の街は 泊まるだけ ゆっくり散策 したいこの次」
「転勤で 博多来ている 友の顔 思い出しつつ 通りすがりて」
「眠らない 街になってる 地方都市 どこか寒々 道行く人も」