〇大根の初収穫
わが家の家庭菜園に210日から220日頃播いた大根は、2度の台風接近による吹き戻しの風の影響を受けたものの、その後スクスクと成長して、早いものはもう腕首ほどに成長しています。自分の芸名に「夕日亭大根心」とつけているほど、大根大好きな私にとっては、これほど嬉しいことはなく、そろそろ試食してみたくなり、畑の中で一番大きくなっていると思われる大根を選んで、引き抜いてみました。わが家の大根は総太り系なので、地上に出ている部分が太ければ地中も成長していて、立派に育っていました。
早速裏の水場で土分を洗い流しましたが、大根の葉っぱの瑞々しい緑と真っ白い根の部分がとても美しく、いかにも美味しそうでした。妻に渡すと早速一緒に掘って、芋ごり洗いした里芋と一緒に煮物にしてくれ、昨日の夜の食卓へ出してくれましたが、大根は口の中へ入れるととろけるような食感でした。私たちが子どものころはこの時期になると亥の子という風習があって、神棚に大根とイノス(ユズ)を供え、五穀豊穣と家内安全を祈る風習がありました。今はすっかり廃れましたが、復活したいと思っています。
わが家ではこの2~3年、ユズ大根という漬物に凝っています。大根を短冊状に切り塩と砂糖と酢で味付けをして、その中へユズの皮を千切りにして入れ、ユズの汁を絞り込み、鷹の爪を2~3本刻み入れ、タッパーに入れて一晩寝かせるだけで、浅漬け風なピリ辛ユズ大根の漬物が出来上がるのです。熱々の新米ご飯に添えると食が進みます。これ以外にも大根サラダやおでんにも具材として使いますが、昨年は余った大根を切り干し大根にして一年中楽しみました。大根の美味しい季節になりました。勿論焼き魚に添える大根おろしも、焼き魚の脇役に甘んじていますが、大根はわたしの大好きな食べ物で、最近は大根の葉っぱまでスムージーにして楽しんでいます。
「大根の 美味しい季節が やって来た 試しに一本 引き抜き調理」
「私には 大根心と いう芸名 ついているほど 大根凝って」
「亥の子には 大根イノス 神棚に 供え豊作 安全祈願」
「大根の 葉っぱもミキサー スムージー 無農薬ゆえ 安心安全」