〇久しぶりにまとまった雨が降る
昨日は夜来から今朝方まで、止むことのない時にはかなり激しいと思われる雨が、一日中降りました。今年は春先から小雨気味で、夏場を控え水不足が心配され、既に2~3日前から松山市では減圧給水に踏み切ったり、節水を呼びかけたりしていましたが、まさに恵みの雨の影響で、松山市の水がめである石手川ダムの水位も徐々に回復し、今朝の新聞報道によると前日同時刻から23.2ポイントも水位が上昇し、貯水率は97.0%となっているようで、ひとまず水不足は解除されました。毎年のことですが梅雨前線の活発な影響とはいいながら、僅か一日で水不足が解消される自然の持つ復元力には、ただただ驚かされるばかりでなく、人間の無能や無力を感じずにはいられないのです。
今年は早くも2つ目の台風が本土を覗っているようです。今回の雨のように適当なお湿りで慈雨と感じるような雨ならまだしも、台風を伴った大雨には要注意です。妻は裏山が崩れて大被害に遭った過去の教訓を生かして、梅雨に入ると決ったように私と息子の長靴、それに雨合羽を用意して、いつでも対応できるようにしています。昨日の大雨は幸い土砂崩れもなく推移していますが、双海町は地すべり地帯だけに、いつ何時被害が出るか分らないので、危機管理能力を高めてわが家や人間牧場を災害から守りたいと思っています。
今朝は大雨の後なので、21日お大師さんの縁日で赤飯のお接待を配るついでに、人間牧場の様子を見ておこうと思っています。
孫たちは雨が降ったら何故か喜びます。多分朝の登園時、私の軽四トラックの助手席に乗ることが楽しいようで、今朝も「おじいちゃん、今日は保育園にトラックで行こう!!」と誘われました。車で行けばものの2~3分で行ける近い距離ですが、孫たちにとってはまるで冒険にでも行くようにはしゃいでいます。大家族で暮らすようになって2年余り、孫たちと育爺の関係もすっかり板につき、大家族で暮らす幸せを噛みしめています。
今朝孫奏心が長靴を履く時、お母さんに教えてもらったのか、長靴を逆さまにして確認し、「おじいちゃんもムカデが入っていたらまた刺されて、救急車に乗らんといけんよ!!」と指導してくれました。どこにそんな知恵があるのか、「参った参った」の、笑い声聞こえる朝でした。
「雨はいい だけど降り過ぎ 気にかかる 長靴合羽 妻は用意す」
「渇水の ダムが満水 近くなる 自然は偉い ほとほと感心」
「長靴を トントン叩けと 孫注意 赤面しきり 今朝の玄関」
「ああ今日も シトシト雨が 降っている 穏やかな朝 穏やか心で」
昼過ぎ、雨脚が強くなったので、裏山の側溝の掃除に出かけました。長靴を履いて傘を差し、麦藁帽子という軽装で出かけたため、巾鍬で側溝をさらう作業を30分ばかり続けた結果、側溝は綺麗になり雨水の流れはよくなりましたが、ずぶ濡れネズミになってしまいました。台風が温帯低気圧に変わったものの、雨はかなり降り続いていて、各地で被害が出始めているようです。親友木下さんの住む馬路村魚梁瀬では、相変わらずいつものことながら、かなりの雨量のようですが、当の本人は毎度のこととやり過ごしているようです。(笑い)