○住吉さんの夏祭り
昨日は高校野球の愛媛県大会決勝戦が松山球場坊ちゃんスタジアムで行なわれ、ノーシードで勝ち上がった今治西高校が川之江高校を6:3で破り、念願の甲子園行きのキップを手にしました。最近は今治西など今治勢の活躍が目立ち、強豪で全国優勝経験のある宇和島東は初戦敗退、松山商業もベスト8がやっとで、どちらかというとご当地中予や南予びいきの私としては、東予地区同士の決勝戦に少しだけ不満で、折から始まっているロンドンオリンピックの試合と、高校野球をチャンネルを変えながら、同時にテレビ観戦しました。それでも高校野球は必死で白球を追うそのさわやかな印象から、捨て難い魅力があって、ついつい引き込まれてしまいました。
昨日は伊予市にある住吉神社の夏祭りで、花火があるというので息子家族は夕方揃って出かけて行きました。松山に住む孫たちも、4年生の孫朋樹は昨日から香川県小豆島で行なわれるキャンプに参加するため出かけたようで、おたふく風邪にかかり足止めを食っている孫尚樹がどうしても花火が見たいというので、おたふく風邪の症状もすっかり治まったようなので、夏休みになっていることもあって、夕方松前の北斗で娘と落ち合い、食事後わが家で預かることになりました。
孫尚樹はこの3~4日病気のため自宅軟禁を余儀なくされていたので、大はしゃぎで荷物を持ってやって来ました。
わが家の孫たちと落ち合うことが出来ず、私たち夫婦と尚樹で午後8時から始まる花火大会に出かけました。JR伊予市駅付近の臨時駐車場に車を止めて夜店の出ている街中を歩き、カキ氷や金魚すくい、スピードくじを楽しみながら、住吉神社の直ぐ近くの空き地に3人で陣取り、花火の上がるのを待ちました。この日は参道から見えない港の広場付近に特設桟敷席が設けられていたようですが、私たち庶民からは見えるはずもなく、多少物足りなさを感じました。
やがてカウントダウンが始まり、一斉に花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩りました。花火が上がる度に大きな歓声が上がり、大いに楽しませてもらいました。聞けば来年から夏祭りの開催日は7月の最終土日に変更するようで、伊予彩祭りと改名するようです。これも時代の流れなのでしょうか。
花火が終るころ、尚樹は疲れて眠ってしまい、背中で花火の上がるのを意識しながら私の背中に重い尚樹を背負い、駐車場まで汗だくで帰りました。二人の孫希心・奏心もそのうち眠ったまま帰りました。昨晩は「おじいちゃんと寝る」と約束をしていた孫尚樹と一緒の蒲団に寝ました。
「暑い夏 高校野球と ロンドンを テレビ観戦 チャンネル交互」
「ワアー綺麗 空き地に座り 空見上げ 孫・妻笑顔 花火で浮かぶ」
「疲れたか 孫はスヤスヤ 背中にて 少し腰くる 俺も歳だな」
「じいちゃんと 寝るといってた 孫と寝る これも幸せ ささやかながら」