○従兄弟西下芳雄さんのラジオ放送
年輪塾の小番頭松本宏さんからメールで、ラジオ番組放送のお知らせがありましたが、出演者が私の従兄弟で元双海町商工会長の西下芳雄さんということもあり、聞きたかったのですが残念ながら、その時間会議に出席していて、聞くことができませんでした。
ところが世の中は便利になったもので、ラジオを使わなくても松本さんのメールに書いていたhttp://blog.mb.co.jp/korekaradio/?p=166にアクセスすれば、何とパソコンでラジオ放送が聞けるるのですから、いやはや便利な時代になったものです。
今回の放送は南海放送サテライト中継と銘打って、下灘駅の刻々と変化する夕景をバックにプレゼンター枡形浩人さんの案内で、コメンテーター山本裕治さんとゲスト出演の西下芳雄さんの話を聞く番組なのです。西下芳雄さんは若くして交通事故で親父をなくし、多くの兄弟の面倒を見ながら家業である製材業を営んでいました。今は社長を息子に譲り会長となっていますが、手掛けた焼杉材「美杉」という外壁材が大ヒットし、今の会社の基礎を築きました。商工会長やライオンズクラブ会長を歴任しましたが、その前向きなアイディアと生き方は従兄弟といえどいつも私の見本でした。
私が下灘駅のプラットホームを使って初めてコンサートを開いた時も、町名変更問題で町が混乱した時も、まちづくり元年と定めてまちづくりに取り組み始めた時も、また多くの反対があったシーサイド公園整備の時も、私を信じて陰ながら応援してくれました。コンサートの日は会社を早めに休ませて駐車場に開放し、自らも車の整理をしてくれました。最近は下灘駅の美化や活用に取り組み、高齢者を巻き込みながら地道な活動をしているのです。私も時々下灘駅に立ち寄りますが、その度に一人黙々と草を引いたり花々に水をやったりしている姿は、松本さんが書いていた西下芳雄さんの生き方が、「種を蒔く」「求めない」そのものだと思うのです。
私は現在67歳ですが、西下芳雄さんは83歳です。私の親父が93歳ですから、おおよそ一回りづつ年齢や生きた時代が違うものの、3人が集まればまるで同級会のように、他愛のない話に花が咲くのです。西下芳雄さんは昨年末奥さんを病気で亡くし、只今大きな家で一人暮らしです。隣のような近くに息子さん家族が住んでいるので、何の問題もなく、健康で毎日焼杉工場に出て働いていますが、最近は毎月21日わが家のお地蔵さんの縁日には、赤飯のお接待をしていますが、その赤飯を持って行き、交友を深めているのです。これからも元気で長生きして私の理想とする星であり続けて欲しいと思っています。松本さんありがとう。
「世の中は 便利なものだ ラジオなく ラジオが聞ける 写真まで沿え」
「従兄弟だが まだまだ俺は 叶わない 目標とする 理想の星だ」
「種を蒔く 求めないとは 格好いい 蒔いただろうか? 心もとない」
「年代は 違っていても 生き方や 目指す方向 同じ人生」