〇松山工業高校の文化祭
このところ三週連続で週末になると天気が崩れ、秋の屋外イベントを計画実施している人たちをやきもきさせているようです。私もこれまで公民館13年、産業課4年、企画調整室10年、地域振興課9年の殆んど全てで屋外イベントを手掛けたため、天気を気にして生きてきました。今ほど気象予報が充実していなかった時代でしたから、天気予報に詳しい漁師さんに天気を占ってもらったりもしましたが、過ぎてしまえば人間の力ではどうすることも出来ない天気に一喜一憂したことが、何だかばかばかしく感じられるのです。
私は「天に向かってブツブツ言うな、雨の日には雨の日の仕事がある」を持論に生きてきました。そのお陰で、例えばボランティア活動で「無人島に挑む少年のつどい」を企画実行した時、台風襲来で生きるか死ぬかという難儀にも会いましたが、逆にその難儀が大きな感動を与えてくれたのです。そのように悪い天気をネガティブでなくポジティブに捉えれば、思わぬ禍福だって転がり込むのです。
昨日は県立松山工業高校の文化祭に出かけました。「何であなたが高校の文化祭に?」とお思いでしょうが、私は息子3人が松工に進学したので、PTA会長を6年間務めました。その後は今も学校評議員などをしているため、学校の運動会や文化祭、入学式や卒業式など学校の恒例行事の案内が学校からあるのです。案内があれば時間の許す限り役目がら学校へ出かけているのです。
昨日は昼から降るであろうと予想した雨が朝早くから降り出し、出足が危ぶまれましたが、文化祭が始まるころには雨も降ったり止んだりの小康状態で、私が訪れた昼ころには高校生の熱気が小雨の中庭に溢れていました。PTAの方々は玄関先で農産物を直売したり、校長室の隣の教室で喫茶店を開いたり、また百錬館の一階でバザー、二階でリサイクルショップを開いたりしていて、一応顔を出しました。会長さんや副会長さん、理事さんたちも忙しく働いていましたが、世代交代しているので殆んど知る人もなく、馴染みの女性の副会長さんからバザー券をいただいたので、バザー会場でうどんをいただきました。
校長室で校長先生に挨拶してお暇をしましたが、北岡校長先生にはいつもながらのパワフルな笑顔で迎えていただきました。
私は声ばかりかけて食い逃げするのも気が引けて、農産物直売テントでキャベツ、レタス、リンゴ5個、〆て1020円の買い物をしました。あいにく小さいものの持ち合わせがなく1万円札と20円を言われるまま差し出し、お釣りを9千円いただきました。ところが相手が少し早とちりだったようで、120円のリンゴ5個で600円、キャベツ150円、レタス120円を合わせると870円で、間違いに気付いて130円をいただきました。何か得をしたような感じもしましたが、これが正しかったようです。
自宅に持ち帰ると妻は「安い買い物をしてくれた」と喜んでくれ、早速リンゴを3時のおやつに皮を剥いて出してくれ、キャベツとレタスは夕食の食卓に並びました。
先日の11月3日は下灘地区公民館祭り、今日11月6日は上灘地区の公民館祭りと文化イベントが続いています。今日も雨が心配ですが、曇りのち曇りの天気が何とかもって欲しいと願っています。
下灘では米湊、浜田、松本さんがパットライスを、今日上灘でも松本さんがみかんジュースの実演をするようなので、賑やかしや冷やかしにちょっとでも覗こうかと思っています。今日は明日は岐阜県多治見市の青年会議所に招かれているので、夕方から名古屋に向かう予定です。帰りは明後日の朝になるようです。
「この三週 土日になると 雨が降る 気を揉む姿 昔と同じ」
「リンキャベを 買って帰って 妻褒める 私買い物 珍しきこと」
「そこここに 馴染みの顔が 見え隠れ 私一役 ギャラリーなりて」
「昨日今日 汗ばむような 陽気にて 誰も口々 何か変だと」