shin-1さんの日記

〇自著本にサインを求められて

 このところ、友人や知人から私の自著本購入希望が相次いで、嬉しい悲鳴をあげています。私はこれまで以下のような本を出版しているのです。

 ・町に吹く風

 ・出会いとふれあい

 ・ミレニアム200年その日私は

 ・私のはがき言葉

 ・今やれる青春(1200円)

 ・昇る夕日でまちづくり(1500円)

 ・夕日徒然草地の書(500円)

 ・夕日徒然草水の書(500円)

若松進一ブログ

 既に絶版になっている「町に吹く風」を著したのは42歳の時でした。この本は毎月2回、10年間で240号、ふたみ広報を殆どたった一人で執筆したものに、あとがき「こちら編集局」へ「大根心」というペンネームで書いたコラム原稿のまとめでした。

 ちょうど42歳の厄年だったため、金もないのに妻に無心を言って80万円の資金を用意してもらい、厄除けとして出版し、お世話になった方々に無償配布しました。その時心ある方々から祝い金までいただいたこともありましたが、自分としてはこれで厄から逃れたような気持ちになりました。これ以外にも「出会いとふれあい」や「私のはがき言葉」も既に絶版し、手元にさえ残っていないのです。

 「ミレニアム200年その日私は」は、限定20冊の手作り本です。これは私が西暦200年という一年をどんなことを思いながら365日過ごしたかを著しました。毎日書いたA4一枚の原稿を一ヵ月分一冊に綴じ、まちづくりセンターに出向していた三瓶町職員の三好誠子さんに校正を依頼し、校正が終わると役場のコピー機を、用紙持込という了解を得て20部印刷し、12ヵ月分まとまったところで20部を自分で製本したのです。一部づつ三好誠子さん、町長さん、図書館、教育委員会などに配布し、手元に2冊残しましたが、その一冊は人間牧場の書棚に眠っているようです。

 残部が殆どなくなった「夕日徒然草地の書」以外の、「今やれる青春」「昇る夕日でまちづくり」「夕日徒然草水の書」で購入希望に応えているのですが、そろそろ次の出版を考えなければならなくなったようです。とりあえず5部作を予定している3部作目の「夕日徒然草火の書」は今年中には出版する予定ですが、さすがにこの歳になると執筆疲労が重なって思うに任せないようです。

 購入希望者の中には、私の署名サインを求める人が多く、求められる度に多少困惑するのです。というのも私は字が下手糞だからです。恥はかき捨てとばかりに書いていますが、時には人前で書けと言われたりすると困ってしまい赤面したりするのです。昨日も「夕日徒然草地の書」「夕日徒然草水の書」それぞれ10冊もサインして送りましたが、何ともお粗末な字にため息が漏れました。


  「自著本に サインをしろと せがまれる イボ字切れ字で ごまかし書いて」

  「貰う本 読まぬが買った 本は読む ゆえに有償 送り届ける」

  「凡人と 自認の私 本を書く ゆえに内容 つまらぬけれど」

  「記録する ゆえに記憶に 残ってる 平凡日々を 重ねて生きる」  

 

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