○二ヶ月に一回の健康診断
今日は2ヶ月に1回の健康診断の日です。朝食を抜き朝7時半に家を出ました。このところの雨模様の日々が続いたためか、心なし道路の交通量が少なく感じられらる朝でした。8時10分に県立中央病院に到着し、機械受付を済ませて血液検査場へ向かいました。私の受付番号が44番でしたから、既に43人の人が長い列を作っていました。私は注射が大の苦手なため、出来ることなら注射針は刺さないほうがいいのですが、検査の正確さを期すためにはどうしても血液検査が必要なので毎回血液検査に応じているのです。
今日の血液採取をしてくれた看護師さんは若い女性だったため、余り痛く感じませんでしたが、注射針を抜いてガーゼをテープで貼り付けたのを10分ばかりして剥がすと、少し多め血液が漏れていて、注射の技術が新米だったことを印象付けました。
やがて10診という看板の前のロビーのソファーに腰掛けて順番を待っていたら、受診する患者さんの中には顔見知りや双海町出身の人もいて、「何処が悪いの」とか「珍しい人にあった」などと声をかけてきて、その都度まるで言い訳のように「実は2ヶ月に一回の健康診断で、胆のうを取ってからもう十年近くになります」説明をしなければならないのです。持参した本を読みながら順番を待っていると、「若松進一様、中待ちへお入り下さい」と呼び込まれました。そのうち診察室へ案内され、お医者さんとやり取りを交わしました。
「血液検査の結果は良好です」「次回は半年に一度のエコー検査をしますので、10時に朝食を食べずに来てください」「最近変わったことはありませんか」「血圧は正常です」と、いつもどおりの会話をして僅か5分の診察で終わりました。
受付で清算手続きを済ませ、銀行出張の会計で2680円を支払い病院を出ましたが、病院の診察もスムーズで、検査のため注射針で採血すること以外は苦にすることもなく、診察の結果に満足して病院の駐車場を出ました。
午後1時から松山工業高校の100周年記念事業期成会の最後の会合しゅっせきを予定しているため、少し時間がるのですっかりご無沙汰しているえひめ地域政策研究センターへ足を運びました。松本さんや所長さんとお茶を飲みながらお話をしました。センターも長年住み慣れたこのビルから愛媛県商工会連合会のビルに移るそうで、道後から駅前そして現在の場所へと移ったセンターですが、私にとってはある意味の居場所だっただけにひとつの時代の流れを感じさせました。
100周年事業の顧問をしていて、これまで8回ばかり会合に出席し、15に上る記念事業を無事終え、約5百万円の黒字決算で今日の最終会合はシャンシャン手拍子で終わることが出来てホッとしました。息子三人が松山工業高校へ在籍したため、PTA会長を6年間の長きに渡って務め、その後もまさご会の会長や学校評議員など20年近くも学校と関わりましたが、ここでもひとつの時代を無事終えそうなのです。
親友浜田さんと高島屋の地下でソフトクリームを食べながら雑談し、明日は孫朋樹の参観日のため、孫尚樹を今晩から預からなければならないので娘のマンションへ向かいました。途中伊予市の谷岡さんのお店へご機嫌伺いに立ち寄り、バレンタインデーのチョコレートまでいただきました。義理チョコだと御所人の前で笑って手渡されましたが、義理チョコにせよ嬉しいプレゼントににんまりして家路を急ぎました。
今晩は孫と一緒に遊び、孫と一緒に風呂にいり、孫と一緒に寝ます。孫はいいものです。
「何処悪い? 病院ロビー 聞く人に 聞かれる度に 同じ説明」
「またひとつ 時代の変化 感じつつ 荷物を卸す 旅のつれづれ」
「義理チョコを 主人の前で 手渡され 少し恥ずかし 初な?私は」
「孫相手 爺ちゃんぶりを 発揮する 寝顔にそっと 顔を近づけ」