shin-1さんの日記

○高島屋で買ってもらった名刺入れ

 私は買物があまり好きではありません。ゆえに一人でデパートやスーパーへ買い物に出かけることは殆どないのです。多分結婚してからこの方、買物は妻と決めているので、その必要がなかったからかも知れないのです。妻にとってショッピングを楽しむことは、毎日を忙しく働らいて気持ちが休まる暇のない暮らしの、息抜きのようなものなのでしょうが、同行する度理解し難いほど無駄な時間をかけるのです。

 昨日は娘から私の誕生日祝いにもらった高島屋の商品券があるので、松山では三越とともに上位ランクされている高島屋へ妻と二人で出かけました。仕事の関係上日ごろは田舎の特産品センターなどしか行かない私にとって高島屋はまるで夢の世界のようで、値札を見る度にゼロの単位が一つ違うのではないか?と見まがうほど高価な商品が、これでもかと並んでいるのです。


 機能や安さ重視の私たちのような庶民にとってデパートはまさに高根の花で、手に取って商品を見ていると、店員さんが気軽に笑顔で声をかけてくれるのです。スーパーなどではそんな暇で余裕のある店員さんはいないため、自分勝手に品定めができるような自分中心の買物癖はここでは通用しないことに気がつきました。

 革製品の店を通りかかりました。自分の名刺入れがくたびれてきたので、そろそろ買い替えの時期なので今後の参考にしようと、陳列品の値踏みをしていたら、店員さんが傍によってきて、「名刺入れをお探しですか?」とさりげなく声をかけてくれました。その店員女性の感じが良かったものですから、ついついその口車に乗って、買う予定もなかったのに、行きがかり上仕方なく品定めとなってしまいました。追い打ちをかけたのは妻です。私の名刺入れを毎日のように見ているものですから、「それなんかどう」と後押しの発言です。結局8千円もする高い高い買い物をしてしまう羽目になってしまいました。

若松進一ブログ

(右から古い順番の名刺入れ、今使っているのは右から3番目)

 私が今使っている名入れは、21世紀えひめニューフロンティアグループが、コカコーラ環境教育賞をいただいた折、賞金とともに副賞としていただいたものです。それまで安物しか持ち合わせていなかった私にとって、特注の名刺入れは目映いばかりの代物でした。以来田舎者の私には似つかわしくない名刺入れのようでしたが、10年以上にわたって大切に使っているのです。私はこれ以外にも木で出来た名刺入れや革製の名刺入れを代替え用に使っているのですが、コカコーラからいただいた名刺入れは今も私の大切な宝ものなのです。

 リタイアしながらまちづくりなどと深い関係を今も持っている私にとって、名刺入れは大切な商売道具です。減ったとは言いながら1年間で1000枚程度の名刺を使いますが、似顔絵入りの名刺は私を表現する最大で再興の武器なのです。

 新しく買ってもらった名刺入れは年齢からしてもう最後の名刺入れになるのかもしれませんが、妻が娘の商品券で高島屋で買ってくれた名刺入れをこれからもせいぜい活用したいと思っています。それにしても買い物に付き合うのは疲れるものですね。少々疲れました。


  「高島屋 桁が違うと 思いつつ お目目白黒 右往左往す」

  「お探しは こんなのどうと 店員に 声をかけられ ついついその気」

  「誕生日 プレゼントにと 妻娘 シックな色の 名刺入れくれ」

  「くたびれて いるが気に入り 名刺入れ 手放す気には なれなく使う」


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