○愛媛大学の後期授業が始まりました
8月・9月と続いた大学の長い夏休みも終わりいよいよ今週から授業が始まりました。私の授業日は毎週水曜日の2時限目、つまり10時30分から12時までの90分否が応でも束縛されるのです。前期授業が木曜日だったため、コープえひめの理事会とバッティングしてしまい、コープえひめに随分迷惑をかけてしまいました。ところがホッとしたのもつかの間、11月のコープえひめの理事会計画を見てみると、何と11月は25日水曜日となっているのです。はてさて困ったと今から気を揉んでいますが、25日には理事会を人間牧場でどうかという打診もあって、大学側を休講義日にするべく学生たちに話をしているところです。世の中中々上手く行かないものです。
昨日は後期授業の最初の日ながら、9月27日にフィールドワークの授業で双海町の調査研究をしたため、本来なら休講義日にしてもよかったのですが、次の予定もあるので4人の班長に電話連絡して授業を組みました。昨日は7月2日の松山市堀江地区、7月16日の伊予市佐礼谷地区、7月30日の内子町立川地区、それに9月27日の伊予市双海地区をフィールドワークの現地調査で回った感想をそれぞれ振り返りながら発表をして貰いました。今年のフィールドワークは4班がそれぞれ担当する地区を決めて重点的に調査をする方法を取り入れました。その結果学生たちはそれぞれの地域のことをより深く学んでいて、参考になる意見を19人それぞれに沢山述べてくれました。一人僅か3分ほどの発表でしたが、想像以上にいい視点で調査研究をしていて安心したところです。
私の講義も今年は後8回です。12月には早々と60時間の学習時間が確保でき、余程のことがない限り学生に成績をつけ4単位を付与する予定です。今年の学生も真面目で優秀なのでこれからの授業が楽しみです。
愛媛大学はこの2~3年間、構内至る所で耐震工事が行われていましたが、法文学部学舎かいわいの工事も殆ど終わって、外観上は見違えるように綺麗になりました。中庭に植えられた欅の緑陰もいつの間にか紅葉し始め、季節の移ろいを感じるようになりました。一歩戸外へ出ると、昨日は松山地方祭で〆縄の張った大通りや狭い道を、雨に濡れながら神輿を担いでいる集団に沢山出会いました。せっかくの秋祭りだと言うのに台風の接近で散々だったに違いありませんが、神輿守の人たちには思い出になったのではないかと、横目で見ながら車で通り過ぎてしまいました。
「夏休み 終わり学生 日焼けして 少しけだるく 元気に学ぶ」
「折り返し 中間意見 発表す 中々視点 鋭く突いて」
「見上げれば ケヤキ並木も 色づいて 雨脚強く 落ち葉濡らしぬ」
「出勤簿 一つ二つと 増えて行く 押印の数 に凝り少なく」