○大掃除
11月の日程がかなり忙しかったため、書斎がかなり煩雑になって気になっていました。普通気心の知れた仲間たちは厳寒のチャイムを鳴らして来宅したことを告げても直ぐに裏に回って私の書斎へやって来るのですが、足の踏み込む場所もないほどだったので、妻から再三再四注意を受けていました。昨日は伊方に泊まって10時ごろに帰宅して、午前中丸亀の商工会の視察を受け入れ、午後は松山へ出て青年の船の班長会が来年は愛媛であるため、その打ち合わせで道後へ行き、帰りにギノー味噌に立ち寄って商品作りのミーティングを行い、帰ったのが夕方遅くでした。折りしも娘の家族が泊まりに来ていて、私の体調が風で優れないことから、今日一日は書斎にこもって、ブログ書きの整理や原稿書きで殆ど外へも出ずでした。
時折孫朋樹が部屋をのぞいてちょっかいを出しに来るのですが、私が忙しそうに振舞っていたため諦めて今へ帰ってゆくのです。そのうちわが書斎にあった良く飛ぶ竹とんぼが孫の目につき少しの間相手をしました。孫は5歳になったばかりでまだ竹とんぼを上手く飛ばせないようでしたが、コツを教えると次第に上手くなって、汗をかきながら一生懸命練習したお陰でどうにか飛ばせるようになったものの、最後には屋根の上に上げたり、塀を乗り越えて田んぼに落ちたりするのです。その都度泣きべそをかいて「おじいちゃん、竹とんぼが無くなった」と書斎に入ってくる有様で、お陰で屋根の上2回、田んぼ3回、しかも飛んだ場所が分らないだけに探しようがなく困りましたが、運良く見つかりました。孫は最初家へ持って帰ると張り切っていましたが、マンションでは竹とんぼも満足に飛ばせるような場所はなく、結「局おじいちゃんが今度来るまで預かる」という約束で一件落着し、夕方7時前に松山へ引き上げて行きました。
さてそろそろ掃除をと始めた掃除も、捨ててはならない資料が沢山あり過ぎて、掃除になったのかどうか分らないようでした。それでも大きなゴミ袋が3個も出来て、整理整頓の効果はあったようでした。お茶を入れてくれるため時折訪れる妻も、「まあ綺麗になった」と褒めてくれました。子どもじゃああるまいし褒めてもらったからといって喜べるものではないのです。
私の悩みは何と言っても来たハガキが多過ぎるということです。一ヶ月もするとおびただしい量になります。一日三枚のハガキを出す私に来るハガキは結局捨て切れずダンボール箱のご厄介になるのです。そのハガキもそのうち整理をと思うけれど、そんな余裕は目下のところあるはずもなく、「そのうち、そのうち」で月日が経ってしまうのです。でもどこかで整理をしないと、二年半前の役場生活35年の名刺のようにダンボールの箱ごと焼却処分をしなければならなくなるのですから、やはり整理整頓をしたいと思っています。
風で体調が思わしくないので、妻が今日から書斎にストーブを入れてくれました。石油ストーブですが今日は近所で電気工事が行われるらしく、朝から昼間で停電とかで、予告どおり9時きっかり停電となりました。幸いファンヒータではないので、わが書斎の石油ストーブは一日中赤々と燃え、ストーブの上に置いたヤカンからは鈍い湯気が立って書斎全体に湿気をもたらせてくれました。
机の上もすっかり綺麗になりました。明日からは心を入れ替えて少し整理整頓をするよう心がけたいと思っています。三日坊主にならなきゃ良いのですが・・・・・・。
「綺麗にと 思って始めた 自由人 気がつきゃ今も ちっとも変わらず」
「疲れたな 風邪が長引く われを見て 妻も私も 見立ては一緒」
「いい仕事 する時きゃ部屋は 片付くものだ 選ぶことなど 出来ない故に」
「出てきたぞ 小金の入りし 封筒が 今日の掃除は 得した気分」