人間牧場

〇閏住の菜の花

 今年は宇宙の神秘と暦の悪戯で、124年ぶりに3日の節分が2日となり、昨日は春の始まりを告げる立春でした。今年の冬は特に北日本で積雪が多く、千台を超える車が高速道路で立ち往生し、その処理に自衛隊に派遣要請が出たり、除雪作業中に亡くなった人も沢山いるようで心が痛みました。

昨日の愛媛新聞に紹介された閏住の菜の花

 歳をとると寒さは苦手で、特に新型コロナの影響で日本全体に漂う暗い雰囲気がより一層寒さを感じさせています。それでも季節は巡り、昨日の愛媛新聞にはこの時期すっかりお馴染みとなった、閏住の菜の花の話題が取り上げられ、facebookには沢山の書き込みコメントが載っていました。

 先月下浜の水仙が新聞で紹介された時もそうでしたが、長年双海町の花づくりに関わっていることを知っている仲間や友人から、相変わらず花見のついでに煙会所や人間牧場へ立ち寄りたいというリクエストが届き、嬉しいことながら多少戸惑いも感じつつ出会いを重ねています。

 昨日は少し遠い宇和島から、5人の熟女たちが菜の花を見て松山へ行くついでに、私の顔を見たいので立ち寄りたいと、立ち寄った妹の経営する「くじら」というお店から電話が入りました。運よく在宅だったものの、家が分かりにくいので迎えに出て欲しいとか、庭に干している切り干し大根が欲しいとか、また家庭菜園のブロッコリーや大根が欲しいとかねだられ、楽しいひと時を過ごしました。春は出会いの季節でもあります。

「地元紙に 閏住菜の花 載りました 早速あれこれ 話題沸騰」

「閏住の 菜の花畑 近くある 妹の店 まるで取次」

「ついでだと 理由をつけて やって来る おばちゃん連中 土産ねだられ」

「待ち遠しい 節分立春 やって来た 黄色菜の花 何かワクワク」

 

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