人間牧場

〇日本ラン・キンリョウヘンの手入れ

 桜が咲く頃になると、私の体内がどこかムズムズしてきます。そろそろ蜜蜂の巣箱の準備をしなかればならない時期なのです。昨年は何が原因か未だに分かりませんが思わぬ大凶作で、蜂蜜収穫ゼロ(正確には先日残りの巣箱から5合程度の収穫あり)で、このところうなぎ登りで順調に収穫量を増やしていただけに、意気消沈した一年でした。今年こそはとリベンジを誓っていますが、はてさて原因もつかねぬままの出発になりそうです。

ハウス内のキンリョウヘン
キンリョウヘンの花芽

 それでもきちんとやるべきことはやろうと心に決め、蜜蜂の師匠から頂いた日本ラン・キンリョウヘンの世話をし、殊の外寒かった大寒頃にキンリョウヘンをビニールハウス内に取り込んでいました。春の兆しも感じられるようになったので様子を見にハウス内に入ると、キンリョウヘンの緑の葉っぱの根元に、赤くて小さな蕾が出ているのが幾つか確認できました。早いものは花房をつけ、あと10日もすれば開花しそうな雲行きです。

 早速根元に生えた雑草やコケを取り除き、ジョロでたっぷり水をやりましたが、キンリョウヘンの手助けを得て、今年は何としても蜜蜂を巣箱の中へ誘い込みたいと思っています。息子もインターネットで少々お高い日本ミ蜜蜂の蜜蝋を買ってくれたようで、昨日宅配便で届きました。天気が回復したら巣箱へ蜜蝋を塗る作業をしようと思っています。蜜蜂はわがままな小動物ゆえ、こちらの思い通りにはなりません。最近は近所で蜜蜂を飼う人が増え、激戦の様相を呈しています。今年はとりあえず10升くらいは収穫したいと、淡い期待を持っています。

  「日本ラン ハウスに入れて 冬を越す 昨日見回り 花芽確認」

  「昨年は 大凶作で まるでゼロ 泣くに泣けない 原因分からず」

  「最近は 猫も杓子も 蜜蜂に 手を出し激戦 スキルアップを」

  「桜咲く そろそろシーズン 蜜蝋を 巣箱に塗って 準備万端」

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