人間牧場

〇広島での講演会(その2)

 講演が始まる前、「少し人集めの努力が足りなかったですね!」と、私を呼んでくれた宇田和博さんがバツが悪そうにポツリ私に話されました。「そんなことはないですよ。地域づくりは数で勝負ではなく、どんな熱い想いの人が集まるかですから!」とお話しをして講演を始めましたが、時間が過ぎるにつれて席が殆んど埋まり、ライオンズクラブ主催といいながら一般の参加者も多く、講演が終わった会場では持参した80枚の名刺が底をつくほど、名刺交換の長い行列ができ、自著本へのサインを求める人も沢山ありました。私は自称「字の下手な男」ですが、下手を悔やんだところで道は開けないと思い、下手糞ながら自信を持って人前でサインを書いているのです。昨日は私の座右の銘と思っている、「人でも仕事でも愛する所に集まってくる」と、広島上下町(今は府中市)に住んでいて先年亡くなった、友人の森岡まさ子さんからいただいた「逢う人も逢う人もまた福の神」という、2つの言葉を選んで書きました。

昨日の講演会のチラシ

昨日の講演会のチラシ

 昨日は夜の会が予定されていたため、幾分先を急ぎました。ホテルの支配人さんに予めタクシーの手配をお願いしていたため、30分の移動時間を見越して、予定の午後4時5分前にホテルを出ることができました。新型プリウスのタクシー運転手さんはこの時間の交通渋滞予想が分かるのか、電車通りではなく大田川の沿線を走り、10分前には船着場に到着してくれました。「20円おまけして1800円です」と言われ、財布から2000円を出し、「お釣りは結構ですたばこ銭にして下さい」と、これまた気風よく200円を差し上げ、大いに喜んでくれました。私にとっては200円の大判振る舞い(笑い)でした。
 帰りの船は途中呉港に立ち寄らない直行便なので、10分短縮した70分で松山観光港に到着しました。

 駐車場の駐車料金は僅か500円でした。車の右側に広がる梅津寺沖の海に大きくて真っ赤な夕日が沈もうとしていました。昨日の朝の愛媛新聞朝刊一面に閏住の菜の花畑が黄色い色鮮やかに紹介されていました。「菜の花や 月は東に 陽は西に」という句や双海の夕日を思い出しながら、次の集会の会場となっている松山市内へ入り、予定された会合にピッタリセーフでした。呑み会だったので小腹の空きを埋めながら、「今日も忙しい一日だった」とカバンの中の予定表を取り出し、明くる日の予定に目をやりました。明日は近所のおばあちゃんが亡くなっているので午前中葬儀に出席、午後は国立大洲青少年交流の家の運営委員会が予定されているようです。忙しくも充実した日々で、私としては重症気味だった風邪もいつの間にか直って、薬を飲むことすら忘れているのです。そういえば忙しくて自分のブログを書くのがやっとで、メールの整理も友人のブログ愛読も、遠ざかっていることに気がつきました。「いかんいかん」です。

  「この本に サイン書いてと 頼まれる 大衆面前 顔を赤らめ」

  「何げなく 一日過ぎる 忙しさ これでいいのか? これでいいのだ!」

  「20円 負けときますと 運転手 これはチップと 200円出す」

  「今日もまた 多くの出会い 重ねたり 名刺めくりつ 顔々浮かべ」

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