shin-1さんの日記

○自転車乗りの練習の結果孫朋樹は乗れるようになりました

 昨日から家族で泊まりに来ている娘たちに、今日は息子家族も加わり賑やかな日曜日となりました。孫朋樹はあと一週間もすればいよいよ小学校へ入学です。既にランドセルも買って入学の準備も着々のようです。昨日は隣から貰った補助なしの自転車を引っ張りだして、自転車に乗る練習につき合わされました。昨日はサドルの高さを調節して足がつくようにした後、近くの保育園の駐車場まで自転車を運び練習を開始しました。

 自分の家には自転車も買って貰ってヘルメットまで用意しているのですが、娘婿が忙しいのかまだ補助なし自転車に乗る練習はしていないようです。最初は怖わそうでてんでダメでした。自分の場合もそうですが、転げる怖さが先に立って中々乗れないのです。昨日は何度となく練習したにもかかわらず結局は様になることなく諦め、また明日も練習しようと約束をしました。


 今日は練習をしようと約束をしていたのに、乗れなかった不安からでしょうか、朝からしり込みをしていました。それでも約束だからと昨日と同じ場所で練習を始めました。30分もした頃でしょうか、手を離したスキに一人で走っていました。本人は私が後ろを持っていると思っていて全く気が付きませんでした。朋樹君乗れた乗れたと言った途端ドスンと転げてしまいました。「おじいちゃんも最初は転げてスネから血がにじんで乗れるようになったのだから」と諭すと、少し泣きべそをかいていたのに歯をくいしばって練習をしていました。やがて様になって何度か一人で乗れる場合が出てきました。しめたものです。もう少しで乗れるというところでお昼のチャイムが鳴って時間切れとなりました。

若松進一ブログ(親類で貰った補助車のない自転車で練習した結果やっと乗れるようになりました。Vサインです)

 「もう一度練習しよう」と夕方誘いました。すると少し自信ができたのか今度は近くの空き地で練習再開です。教えた通りペタルを器用に靴で跳ね上げ、自分で発信して乗る練習をした結果、まあ60点の出来でノロノロ走りながら何とか乗れるようになりました。子どもは早いものです。僅か二日間の2時間程度の練習で乗れるようになるのですから嬉しいことです。余程うれしかったのかわが家へ母親やおばあちゃんおじさんまで呼びに帰って連れて来て、自分の雄姿を見せびらかしていました。孫にとってはこれからの長い人生を、自分足で歩く以外に人間の発明した道具を使って移動できるのですから、これほどうれしいことはないのです。

 私が子どもの頃はわが家に自転車はありませんでした。ゆえに親類の造船所にあった営業用と思われる重くて太い自転車を借りて練習しました。何度も何度もひっくり返し、ハンドルまで曲げて叱られたことを思い出します。それでも突然自分の体が急に軽くなって自転車に乗れた時の感動は、少年のころの忘れられない思い出なのです。わが家の自転車族は親父と妻で、妻は自動車と併用のため、正式には親父だけです。私も今は自転車には殆ど乗らず車優先になりましたが、エコの時代ですからもっと自転車を利用したいと思っています。

 何はともあれ孫にとっては今日は自転車に乗れるようになった記念すべき日なのです。


  「この二日 孫と二人で 自転車の 練習成果 ついに達成」

  「嬉しくて 爺婆に 叔父までもも 皆来い見てと 孫は胸張り」 

  「何回か 転んで起きて するうちに やっと自転車 乗れるようなる」

  「そういえば 自分も昔 嬉しくて 脛の擦り傷 痛さ忘れて」

  

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○少し早い花見と少し遅いひな祭り

 昨日は妻の勤める歯科医院が院長先生の都合で午後休診となったため、妻は中山町犬寄に住む友人たちが開いているひな祭りを見学に出かけました。私も誘われたため男の身でありながら参加しました。途中で友人の赤尾さんを東峰で乗せ三人での見学です。この日は寒の戻りのような少し肌寒い、そしてあいにくの曇り空でしたが風もなく、外歩きにはまずまずの天気でした。このところの寒さで全国の桜前線もストップしているようで、北の国からは雪の便りも届いているのに、そして私たちの住む海岸線ではまだ桜が1~2分咲きというのに、標高300メートルもあるような犬寄では沿道の桜がもう満開なのには驚きました。

若松進一ブログ (峠道は満開の桜が咲いていました)

 創作工房を持っておられる高市礼子さんは多芸な方で、ご夫婦でお母さんの実家の近くに移り住み、お母さんが住んでいた家を工房にして様々な創作活動を行っています。息子さん二人は東大出の優秀な方だったそうですが既に亡くなっておられるようです。

 
若松進一ブログ (抹茶の接待を受けました)
若松進一ブログ (春を告げるコウゾウミツマタの可憐な花)
若松進一ブログ (庭先で見つけた花の変わったピンクのコウゾウミツマタの花)

 高市さん宅へは夫婦で2度ばかりお邪魔しているので、すっかり顔見知りで愛想のいい笑顔で迎えていただきました。庭先には小さな茶席が幾つも用意され、既に来客が数組あって野立て抹茶を召し上がっていました。接待は近所友人たちで、殆どの人が顔見知りとあって、交わす言葉も懐かしい田舎弁丸出しで近況を話し合いました。来客の殆どもテレビやラジオで聞いたという近隣の方たちで、面識がある人が多かったようです。見学者の中にメル友の谷岡さんがいたことは驚きでした。谷岡さんたちも伊予市の中心商店街でひな祭りを開いていて、ご一緒している人たちはいっぷく亭で活動している人たちでした。

若松進一ブログ (艶やかな吊し雛)
若松進一ブログ (紙粘土細工の和尚産の姿もユーモラスでした)

 早速高市さんのご主人の案内で創作工房の展示場へお邪魔しました。まあ凄いもんです。普通であれば廃品回収のゴミとして出されそうなジョロさえ、庭の隅に置いて花を差し込むと、まるで生き物のように生き生きとして主張するなど、高市さんの腕にかかるとお宝に変身するのです。入口の部屋はみの虫やモグラの皮を使った創作品や珍品展示、あとの3部屋は吊し雛やパッチワークなどそれは艶やかに、それは見事に所狭しと展示してありました。

 年始めにお邪魔した時鶴と亀のわら細工を見せていただきましたが、その見本を探していたようなので、島根県旧吉田村の松島さんから頂いてわが家の玄関先に飾っていたものを持参して差し上げましたが、大層喜んでいただきました。

 高市さんの工房にお暇して、松浦千枝子さんが開いている近くのゴリラハウスという太鼓の練習小屋へ立ち寄りました。そこにもこじんまりとしたお雛様が飾られていました。コーヒーとケーキを買い求めしばし休憩しましたが、ここは双海町と中山町の境になるため、庭から見える遠望は双海町の山々でした。

 その後3人で初めて走る山道を赤海(あかさこ)などの桜を見ながら走りました。海もないのに赤海とは?と思いましたが、遠望に瀬戸内の海や島々が見えて納得しました。桜の下で記念撮影をしました。妻と赤尾さんをモデルにして満開近くの桜も困惑気味のようでした。

若松進一ブログ (赤海の満開の桜の下で)
若松進一ブログ (眼下に大平の市街地と瀬戸内海の見える山道)

 伊予市大平に抜け、そば吉で遅い昼食をしました。抹茶やお菓子を食べていましたが小腹が空いていて、ぜいたくご膳というメニューのそばを美味しくいただきました。国道⑤6号沿いの赤尾さんを送って別れ、高見経由で帰路に着きましたが、途中久保の武田さん宅の見事な花桃を通りすがりで見学していると、折しも帰られたご夫婦と出会い、石工をしてご主人が手作りという見事な庭や庭樹の数々を説明つきで見学しました。いやあ見事でした。帰りに花桃の苗までいただき、一足早い身近な春を満喫しました。

若松進一ブログ (桃の花が咲き乱れる武田さんのお庭にて)

  「早いのか 遅いのかさえ 戸惑いつ 桜の下で お雛様見ゆ」

  「犬寄と 言えば昔は まばら人 峠の難所 今は車で」

  「凄いねえ ただただ感心 しきりなり これも生き方 俺にゃ越えれぬ」

  「赤い桃 競って咲きし 人の庭 余り見事に 思わず見とれ」  


[ この記事をシェアする ]